静岡・下田1泊2日モデルコース①!市内散策で楽しめる立ち寄り必須な観光スポット

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寝姿山からの景色
山と海に囲まれた自然豊かな静岡県下田市。下田市は、年間通じて温暖な気候でありながら四季折々の風景美を感じられ、日本一の水揚げを誇る金目鯛の漁場があることでも有名です。山と海の幸の両方を堪能できることから、1泊2日の気軽な旅行先として訪れるには絶好の観光スポットです。東京駅から特急「踊り子」や「サフィール踊り子」に乗車すれば乗り換えなく約2時間30分で訪れることができる交通の便の良さと、肌に優しい泉質を持った温泉施設が多くあることも魅力の一つです。

下田市を巡る1泊2日モデルコース

今回は、1泊2日のモデルコースとして静岡県下田市の地元で人気な観光スポットをご紹介します。1日目は幕末開国の舞台となった港町の歴史をテーマに街歩きして歴史を学びます。歴史にまつわるスポットは市街地にコンパクトにまとまっているので、街歩きにピッタリ。

2日目は、静岡県下田市の自然美をテーマにSNSでも人気の観光スポットを巡ります。海に面した赤鳥居が有名な白濱神社やハートの洞窟を見る事の出来る龍宮窟など下田市でしか見る事のできない絶景が沢山ありますよ。

新鮮な地魚を食べたい、自然に浸りたいという方にはピッタリの観光地になっていますので、ご旅行の参考にしてくださいね。

下田湾の絶景を見に行こう「下田ロープウェイ」

伊豆急下田駅の改札口を出たら、荷物をロッカーに預けて伊豆観光のスタートです。駅から徒歩約1分、駅前にある全長540mの下田ロープウェイに乗ってみましょう。2019年にリニューアルオープンした下田ロープウェイは、伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」をイメージしており、外装は“ロイヤルブルー” 。床は天然木を使用し、寄木細工となっていて、色合いも内装もおしゃれです。そして乗車時間わずか3分30秒で山頂の寝姿山駅に到着。山頂には、縁結び愛染堂、黒船展望台やたくさんの花が咲く遊歩道のほか、さまざまな見どころがありますよ。
下田ロープウェイ

下田市街や下田港の絶景が一望できる山頂の展望台

山頂に向かって寝姿山遊歩道を歩きながら、1年中様々な花々を鑑賞することができます。特に10月中旬~12月中旬に咲いている「リトルエンジェル」、咲き始めは紫色、段々全体がピンク色に、そして赤紫色へと三回花色が変わることを楽しめます。公園内には約800本のリトルエンジェルが植えられていて、下田の新名所として知られています。道中の寝姿展望台や黒船展望台、幕末黒船見張所跡からは下田市街や下田湾の景色を見渡せます。
寝姿山のリトルエンジェル

かわいいハートの絵馬が人気の縁結び愛染堂(あいぜんどう)

山頂の一番上に登ったら、縁結び愛染堂が見えてきます。愛染堂の正式名称は「愛染明王堂」で、御本尊として祀られているのは愛染明王像。縁結びのパワースポットとして人気です。
愛染堂
ハート型絵馬のほか、花手水、花みくじもありますよ。花みくじは、水に浮かべると寝姿山の草花をモチーフにした運勢やラッキーアイテムが現れます。是非試しみてください!
花手水と花みくじ

寝姿山の山頂から伊豆の島々と下田湾一望できるレストランでランチ「THE ROYAL HOUSE SHIMODA」

「THE ROYAL HOUSE SHIMODA」は豪華観光列車「THE ROYAL EXPRESS」のインダストリアルデザイナーである水戸岡鋭治氏がデザインを手掛けたレストランです。メニューも「THE ROYAL EXPRESS」の料理監修、旬香亭が手掛けた料理です。自然のぬくもりが感じられる店内で太平洋を眺めながら、レストランの芸術的な空間と美味しい料理をお楽しみ頂けます。
THE ROYAL HOUSE SHIMODA店内
メニューはカツカレーやパスタ、アジフライサンドなど、こだわりの食材を使用した様々なラインナップが用意されています。ランチはもちろん、パンケーキやかき氷なども提供しているのでアフタヌーンにも利用できますよ。ぜひお店の中で自分のお好きな席を見つけて、美味しい食事を楽しみながらゆっくり過ごしてみませんか。
下田ロープウェイ公式HP
THE ROYAL HOUSE SHIMODA公式HP

下田市街地を街歩き「了仙寺」

「マイマイ通り」を通って了仙寺へ

下田ロープウェイから歩いて15分ほどの所にある了仙寺。下田ロープウェイからは「マイマイ通り」を歩いていきます。「マイマイ」とはカタツムリの別称ですが、この通りの名前はペリー艦隊が下田で採集したことから名付けられた「下田マイマイ」に由来しています。通りには「マイマイ」をイメージした模様が付いており、了仙寺までの道のりでもペリー来航の地としての歴史を感じながら歩くことができます。
マイマイ通り

了仙寺ってどんなところ?

みなさん、日米和親条約という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?実は了仙寺はその日米和親条約の交渉が完結した歴史の舞台です!

日本は3代将軍家光の時代から約200年間鎖国を続けてきましたが、ペリーの来航によって下田と函館の二箇所が開港されることになりました。その際に締結されたのが日米和親条約であり、①アメリカ船に燃料・食糧を供給すること②アメリカの難破船や乗組員がいた際は救助すること③アメリカ人が自由に下田の街を歩く権利等について定められました。大まかな内容は横浜で決められていたのですが、細かい点がほとんど決められていなかったため、ペリーが下田に上陸した後、港のすぐ近くにある了仙寺で詳細が決められました。
了仙寺外観

おもしろすぎる!住職の講話

了仙寺到着後は講話を聞きます。「ご住職のお話って難しそう…」そんなイメージでお寺の本堂に入っていくと、なんと大きなスクリーンが用意されています。

講話では、「日本人から見た外国、外国から見た日本」をテーマに住職が軽快な口調で黒船・開国についてのお話を始めて下さいます。大きなスクリーンには了仙寺に所蔵されている数千点の画像が映し出され、ここがお寺の本堂の中であることを忘れてしまいます。この講話で使用されている画像は了仙寺所蔵の史料ですが、了仙寺には黒船・開国に関わるほとんどの史料が所蔵されています。そのため、テレビや教科書でよくみる黒船・開国の画像はほとんどが了仙寺提供だそうです!

「見たことある~!」と言いたくなる画像や、中には思わず笑ってしまうような画像ばかりで、視覚的にも楽しむことができます。講話の途中ではクイズが出題され、温かいお茶と下田の銘菓も頂くこともできたため、全く飽きることなくあっという間に時間が過ぎてしまいました。
住職の講話の様子

了仙寺境内「MoBS 黒船ミュージアム」で実際に史料を見よう!

住職の講話が終わったら、「MoBS 黒船ミュージアム(The Museum of Black Ship)」で実際に幕末に関係のある史料を見ることができます。また、黒船に関する史料のみならず、徳川家に関する資料や吉田松陰などの下田に関係する幕末の人物の書も展示されているため、見応え抜群です!オリジナルのペリーグッズを購入することもできます。
MoBS 黒船ミュージアム

実は「ジャスミン寺」としても有名です!

了仙寺はジャスミンの寺としても有名で、境内から参道にかけては800株のアメリカジャスミンが植えられています。例年5月中旬から下旬ごろには満開になり、周辺がジャスミンの甘い匂いで包まれるそうです。
了仙寺とアメリカジャスミンの花

季節のイベントも開催されます!

また、ちょうどアメリカジャスミンの花が境内に咲き誇る時期である5月の第3土曜を含む週末3日間には、下田開港につくした内外の先賢の偉業をたたえ、併せて世界平和と国際親善に寄与するため「黒船祭」が毎年開催されています。了仙寺では、下田で日米下田条約が結ばれるまでの様子をコミカルに再現した再現劇「日米下田条約調印」を観ることができます。海上花火大会、米海軍・海上自衛隊の音楽隊が出演するパレードやコンサートなど、国際色豊かな下田市最大のイベントとなっておりますので、楽しいこと間違いなしです!
(2025年は5月16日~5月18日に開催予定)
「下田黒船祭」の様子
再現劇「日米下田条約調印」
了仙寺公式HPはこちら
伊豆下田「黒船祭」公式サイトはこちら

下田市街地を街歩き「旧澤村邸」

下田市の旧澤村邸は、なまこ壁と伊豆石という下田の特徴的な建築様式を用いた建築物です。大正4年当時旧下田ドック創業者で戦前に旧下田町長も務めた「澤村久右衛門」氏によって建築され、その後「澤村紀一郎」氏により寄贈されました。耐震補強等の整備を行った後、現在無料の休憩所のほか、資料展示室、蔵ギャラリーとして開設されています。未来の下田に残したい財産として「下田まち遺産」に登録されています。下田市旧澤村邸でも用いられているなまこ壁は江戸時代より使用されている伝統的な工法の一つで、日本全国の古い街並みにはなまこ壁を用いた建築物が沢山あります。下田市を街歩きすると様々な特徴のあるまなこ壁を用いた建築物に出会うことができます。

日米下田条約が結ばれた了仙寺とペリーロードを散策した後、旧澤村邸で休憩しながらギャラリーや展示物を鑑賞してみてはいかがでしょうか。
旧澤村邸外観

下田市街地を街歩き「ペリーロード」

レトロな雰囲気がある街並みの「ペリーロード」は、日米下田条約締結の際にペリー艦隊が歩いた道から名づけられました。昭和初期は花街があったこともあり、現在はお洒落な石畳と柳の木が立ち並ぶ情緒ある観光スポットになりました。夜はガス灯がともり、違う風情を感じられます。

下田ならではの個性豊かなカフェが沢山あるスタッフおすすめの観光スポットです。是非お気に入りのカフェを探してみてください!
ペリーロード
日米和親条約(1854年)は日本とアメリカ合衆国が締結した条約で、この条約によって日本は”下田”と”函館”2港を開港し、200年にわたって(1639年~1854年)続いた鎖国は終わり、日本が開国しました。当時、提督のマシュー・カルブレイス・ペリー(Matthew Calbraith Perry)が引率した海軍は下田市に滞在し、日本開国の大任を果たしました。

伊豆の海を一望できる「ホテル伊豆急」に宿泊

伊豆最大の白砂ビーチである白浜海岸に面した「ホテル伊豆急」。青い海と白い砂浜が広がる絶景を眺めながら、日々の疲れが癒されるひとときを楽しめます。
ホテル外観

到着後、まずは部屋へ

今回宿泊するのはスタンダード和室で、窓からは美しい海が一望できます。プライベート感を大切にしたい方には、眺望風呂付特別室の部屋も完備していますので、希望に合わせて選んでみてくださいね。
海側の部屋
眺望風呂※客室のお風呂は温泉ではございません。

ホテル伊豆急の魅力

大浴場ではホテル敷地内から湧き出る弱アルカリ性硫酸塩泉の「龍神の湯」と、下田蓮台寺温泉を源泉とした単純温泉の二種類の泉質が楽しめます。

夕食では、伊豆下田特産の金目鯛をはじめ、伊勢海老、アワビなど、伊豆名物の魚介を使用した料理が並び、また、会場内の屋台コーナーでは、3品選べるサービス券を使ってサザエや天ぷらを楽しめます。朝食はバイキング形式で、焼きたての干物も味わえます。

ホテル内には、夏には大人気のプールをはじめ、卓球やカラオケルーム、ダイビングなど、娯楽施設が充実しています。館内での過ごし方も豊富で、飽きることなく1日中、オールシーズン楽しめるスパリゾートです。
「龍神の湯」湧出口
夕食の三大味覚満喫グルメ(一例)
ホテル伊豆急公式HP

伊豆下田の自然と海、地元グルメを堪能しに下田へ行ってみよう!

静岡・下田1泊2日モデルコース!1日目市内散策で楽しめる立ち寄り必須な観光スポットはいかがでしたか?2日目は、下田市の自然美をテーマにSNSでも人気の観光スポットを巡りを紹介しています。

山と海の幸が両方堪能できる静岡県下田市へお出かけしてみませんか?

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