【食の宝庫】若狭牛、越前がに…美食あふれる福井県へ行こう!

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【至高のフレンチ】豊穣のめぐみフェア in Cultive291

2025年1月24日に東京都の南青山で、福井県・坂井市の気候、風土、伝統、文化、精神が育んだ豊穣の食材とミシュランシェフの情熱が織りなす特別メニューと地酒を楽しむディナーイベント『豊穣のめぐみフェア in Cultive291』が開催されました。フェアのメニューはこの日限りのスペシャルメニューですが、提供された食材の紹介とその食材に関連する情報を紹介していきます!

越前がに

フェアメニュー①越前がにと冬野菜のアイオリ
越前蟹といえば福井の冬のグルメの王者。漁期は11月6日から3月20日までとなっており、福井県内で水揚げされたズワイガニには、ブランドの証である黄色いタグが付けられます。
フェアメニュー②越前がにとアボカドのワカモレ
三国港で獲れる越前がにについてもっと知りたい方はこちら

海のレストランおおとく

大人のための隠れ家レストラン「海のレストランおおとく」。漁師町の風情を色濃く醸す三国町安島にある、絶景の日本海と美味しい和食をゆっくり愉しめるレストランです。オーナーシェフの大徳さんは豊穣のめぐみフェアでも腕を振るった料理人の一人です!
「海のレストランおおとく」公式HPはこちら

越前蟹の坊

越前がにを食べるならこちらのお店もおすすめです。今回のフェアで包丁を握った料理人、刀根 亨さんが営業している、明治創業の東尋坊三国温泉の名旅館『望洋楼』直営のお食事・お土産処「越前蟹の坊」。お店には巨大な越前がにが〜!(甘えびてんこもり丼もおすすめですっ!)
「越前蟹の坊」公式HPはこちら

牡蠣

フェアメニュー③生牡蠣とエシャロットビネガー
牡蠣と言えば広島が有名ですが、福井県でも美味しい牡蠣が獲れます。若狭湾では6月から8月に天然の岩牡蠣水揚げされます。「夏ガキ」と呼ばれ、岩牡蠣は冬の牡蠣より殻が厚く、身は3倍ほど大きいのが特徴です。12月から3月に旬を迎える養殖の牡蠣は、岩牡蠣よりも殻は小ぶりながらも身がぎっしり。濃厚でクリーミーな味わいが魅力です♪

ジビエ

フェアメニュー④猪のポッサム
福井県の美食は海の幸だけではありません!山にも美味しいものが沢山あります。坂井市にある「薪火の見えるレストランla clarté(ラクラルテ)」では事前にご予約をいただければジビエ料理の提供も可能♪県産の薪木を使用した薪オーブンでの料理が自慢のレストランです。シェフの松下さんも豊穣のめぐみフェアでも腕を振るった料理人の一人です!
「薪火の見えるレストランla clarté(ラクラルテ)」公式HPはこちら

九頭竜まいたけ

フェアメニュー⑤九頭竜舞茸とアンチョビのタルトフランベ
福井県大野市の特産品九頭竜まいたけは、味・香り・食感の三拍子が揃ったきのこです。おろし蕎麦のトッピングとして提供しているお店もあり、地元の人にも人気の食材です。九頭竜まいたけは、時間をかけて水分密度が濃くなるように栽培しているため、みずみずしく軸の部分まで美味しいのが特徴です。

ふくいサーモン

フェアメニュー⑥福井サーモンのミキュイ
福井県の海で育てられたトラウトサーモン(ニジマス)は、「ふくいサーモン」と呼ばれています。低水温で水質が良く、養殖に適した県内の沿岸4ヶ所で、稚魚から徹底した管理のもと育てており、上品な脂ののりと豊かな旨みが特徴です。嶺南エリアの食事処では福井サーモンを取り扱う店舗が複数あります。
ふくいサーモンが食べられるお店

ふくい甘えび

フェアメニュー⑦甘えびとドライトマトのブルスケッタ
「真っ赤な幸せ、届けます。」がキャッチコピーの「ふくい甘えび」。福井県沖で獲れるえび「正式名称:ホッコクアカエビ」で大きさは”中”銘柄以上という条件があります。旬は5、6月、9~1月です。坂井市にある三国港は、県内でダントツの甘えびの水揚げ量を誇り、なんと7割以上を占めています!そんな三国港では、蟹シーズンオフ中の日曜日の朝に、朝市を開催しています。
ふくい甘えびについてもっと詳しく知りたい方はこちら

三国港の朝市

毎週日曜日の午前7時30分から午前11時30分まで開催され、お惣菜や干物、刺身などが並びます。三国港の新鮮な水産物を使った海鮮汁と炊き立てご飯の提供もあるので(1食400円)港で朝ごはんを食べるのも良いですね。

甘えびの詰め放題のイベントも開催!

開催日時は公式HPでご確認ください。
制限時間90秒以内にトングを使って甘えびをプラカップに詰めるだけ詰めてお持ち帰りください。詰め放題の甘えびは若干小ぶりなため、「ふくい甘えび」ではありませんが、その違いは大きさだけで、三国港産甘えびの濃厚なうま味に変わりはありません♪
三国港市場公式HP

若狭まはた

フェアメニュー⑧マハタのオリエンタル姿蒸し
「若狭まはた」は、令和生まれのブランド魚。透加熱すると旨味が引き立ち、鍋や煮魚などの料理にぴったり。もっちりとした食感の身は刺身にしても美味しいのです。
若狭まはたが食べられるお店

若狭牛

フェアメニュー⑨和牛の炭火焼き 椎茸とカチョカバロ
若狭牛は福井県のブランド牛。きめ細かなサシの入った柔らかい肉質と甘みが特徴で、霜降り肉はもちろん赤身肉の美味しさも格別なのです…♡今回のフェアで提供された若狭牛は坂井市内にある牧場『サン・ビーフ斎藤』で育てられた牛です。噛むたびに旨みが広がっていく斎藤さんの育てた若狭牛…!提供しているお店を教えていただきました。

『サン・ビーフ斎藤』のお肉を卸している坂井市の飲食店

・望洋楼
・海のレストランおおとく
・たけ庄
・バードランド
など

斎藤さんが運営しているお店

以前*and trip.で紹介したあわら市にある『牛若丸』は『サン・ビーフ斎藤』の斎藤さんが経営する焼肉屋さんです。北陸編集部も大好きなお店で、お手頃価格で若狭牛が食べられます。『牛若丸』については下記記事をご覧ください。
他にも「真鯛と越前がにのパイ包焼き」や「せいこがにのパエリヤ」、「カジキマグロのカツレツ山椒タルタルソース」などこれでもか!という福井の美食のラインナップに参加者は圧倒されていました。そしてフェアの最後にお土産として配られたのは…

酒饅頭

「長」の烙印が押された酒饅頭
坂井市三国の名物「酒饅頭」!一説では、三国が北前船の寄港地として日本海交易の重要な拠点となっていた頃、砂糖を積み運んできた北前船の船乗りたちが、三国の港町に停泊していた際、地元の人々に酒万寿の製法を教えたと言われています。三国の酒饅頭はしっとりとした餡とほのかな甘酒の風味が最高に美味しいんです!
酒饅頭「にしさか」公式HPはこちら

今回のフェアの魚介類の仕入れ先は…!

本記事ではフェアメニューを軸に福井県・坂井市の様々な食材をご紹介しましたが、今回のフェア開催にあたり魚介類の仕入れをお願いしたお店は「たけ庄」さんです。三国港のすぐそばで、水揚げされた海の幸を厳選してセリおとし、販売しているお店で、お寿司屋さんも運営しています♪お寿司はもちろん三国ならではの新鮮なネタを使った海鮮丼も人気です。
「たけ庄」公式HPはこちら

地酒

フェアで振る舞われた地酒
美味しい食べ物に合わせたいのが美味しいお酒!福井は米どころ、水どころでもあるためお酒づくりも盛んです。ペアリングを楽しみながら、飲み比べをするのも良いですね♪福井県坂井市にある、三国オーシャンリゾート&ホテルのビュッフェでは常時20銘柄以上の地酒を取りそろえており、なんと90分飲み放題なんです!泊まって、味わって…!食材のポテンシャルの高さを是非福井で体感してください♪
「久保田酒造」公式HPはこちら

三国オーシャンリゾート&ホテルの宿泊レポートはこちら

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