七年に一度の盛儀【善光寺御開帳】①

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写真提供:善光寺
七年に一度行われる『善光寺前立本尊御開帳』が、ついに令和4年4月3日(日)~6月29日(水)の期間に開催されます!

御開帳期間中、駅たびコンシェルジュ長野から御開帳の主な行事のご紹介など情報発信を行っていきます。

そもそも善光寺御開帳って?

善光寺の御本尊である“一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来像”は、絶対秘仏とされ直接お姿を拝むことはできません。そんな御本尊と同じお姿をした前立本尊を七年に一度公開するのが“御開帳”です。普段は前立本尊も非公開なのですね。

期間中には本堂の前に“回向柱”という柱が立ち、前立本尊の右手に結ばれた善の綱とつながります。回向柱に触れると、前立本尊とご縁が結ばれ功徳が得られるといわれています。
写真提供:善光寺

回向柱受入式

3月27日(日)には回向柱受入式が行われました。10mもの高さがある回向柱は、長野市の松代町から寄進されています。現在の本堂建設の際、松本藩が建築の監督となった縁によるものだそうです。

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写真提供:善光寺

御印文頂戴

「御印文頂戴」は善光寺の宝印“御印文”を参拝者の額に押し当てる儀式です。印を押されると、極楽浄土への道が約束されるといわれています。この行事は毎年1月7日から15日のみ行われますが、御開帳期間中は特別に印を頂戴できます。
写真提供:善光寺

お戒壇巡り

「お戒壇巡り」は本堂奥にある、御本尊の真下を通る真っ暗な通路を進み、中ほどにある“極楽の錠前”を探ります。錠前は御本尊と結ばれており、触れると極楽往生が約束されるといわれています。

※お戒壇巡りは御開帳期間以外でも体験できます。
今回の善光寺御開帳は安心・安全な参拝への取り組みとして分散参拝を促す目的から例年より1か月長い、88日間に延長開催されます。

ぜひ、皆さまもこの機会に善光寺参りに長野へ訪れてみてはいかがでしょうか。
善光寺ホームページ
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