秋田県 【泥湯温泉 奥山旅館】 第5弾 湯守に聞く「地・温泉」の魅力
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「THE ONSEN」の魅力に迫る！
「湯守」とは…
天狗の伝説が残る秋田の秘湯 泥湯温泉 奥山旅館
栗駒国定公園の豊かな自然 四季の移ろいを実感できる滞在を
湯守 奥山さん
「春は新緑ですね。丁度５月ぐらいに木々が鮮やかな緑の葉をつけて山が緑に染まります。秋はやっぱり紅葉です。10月中旬に旅館からも見えるのですが、旅館までの道中の山々も是非観て楽しんで頂きたいです。冬は一面の銀世界のなか水墨画のような山々の木々が幻想的です。晴れた日は太陽が雪に反射して輝いて見えて綺麗です。」
異なる３つの源泉で温泉を満喫
湯守 奥山さん
「当館の温泉は３種とも自然湧出の源泉となっておりまして、「天狗の湯」「川の湯」「新湯」の３つの源泉がございます。「天狗の湯」が男女別内湯と混浴露天の源泉で、単純硫黄温泉となっております。弱酸性ですが他より少し酸性が強く、お湯自体が少し灰白色となっているのが特徴です。女性露天風呂の源泉が「川の湯」で、単純硫黄温泉（硫化水素型）となります。当館で一番古い源泉で凄く温まる温泉です。「新湯」が大露天風呂の源泉で単純温泉です。３種とも泉質が違いますのでその違いを楽しんでいただけたらと思います。」
「天狗の湯」の由来
湯守 奥山さん
「昔ある乙女が病に苦しみ温泉に浸かりたく思っておりましたが、あまりにも湯の色が透明なために恥ずかしさのあまり浸かれないでいたところ、天狗が現れ米の磨ぎ汁の様にすっと白く濁してくれたのです。乙女は喜んで温泉に浸かり、病も日毎に回復し治ったと伝えられております。」
晴れた夜は大露天風呂で星空観賞
湯守 奥山さん
「混浴の露天風呂は冬でも利用いただけるように屋根をつけております。目の前には川が流れていますので、川のせせらぎを聞きながら入浴出来ます。大露天風呂は屋根をつけておりませんので、昼には山の木々を眺めながら、夜の晴れた日には満点の星空を眺めながらご入浴いただけます。」
ーお湯の管理で大変なことはありますか？
湯守 奥山さん
「泥湯温泉は濁り湯ですが、湯の花が源泉に詰まりやすく、そのため定期的に「泥上げ」という湯の花を取り除く作業をしなくてはいけません。他にも大露天風呂に使用している「新湯の源泉」が山の中にあるので、大雨の次の日などは山に入って源泉を確認しております。
温泉は生きています、その日の気温や気候などで日々変化します、できる限り源泉１００パーセントの温泉に入浴して頂くため努力しております。」
館内は秋田の伝統工芸でいっぱい！
湯守 奥山さん
「館内の見どころとしては、地元の物を大切にしております。ロビー・お食事処・客室には秋田木工や川連塗の家具を設置しお客様に秋田・湯沢の伝統工芸を体感して頂けるようにしております。」
幻のブランド牛「皆瀬牛」でお腹も大満足間違いなし！
湯守 奥山さん
「生産者が１件しかいない幻のブランド牛「皆瀬牛」を提供させて頂いております。肉本来の旨味や甘味がありながらも、脂身はあっさりとして後味が良く、お子様からお年寄りまで非常に食べやすいと評判です。春には旬の山菜、秋にはキノコを使った鍋料理なども提供しております。特に冬季限定で提供させて頂いておりますりんごグラタンもお客様にご好評頂いてます。」
湯守のこだわり
湯守 奥山さん
「当館では硫黄泉が強い為、家電製品がすぐ壊れてしまうので御部屋にはテレビや冷蔵庫は設置しておりませんが、自然に囲まれた栗駒国定公園内に立地しており空気が澄んでいるので夏～秋は大露天風呂に浸かりながら満天の星空をご堪能頂けます。
また、感染対策を徹底して行い、安心してお客様に御宿泊いただけるように心掛けております。自然に囲まれた名湯で疲れた身体を癒しにお越しください。スタッフ一同持ち前の明るさとやる気でお客様の御宿泊をお待ち申し上げております。」
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●所在地
秋田県湯沢市高松字泥湯沢２５
●アクセス
湯沢駅より車で約50分
※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。
※画像はすべてイメージです。
◆次回予告◆
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