映画「峠 最後のサムライ」 ロケ地を巡る旅 最終回 【小千谷・南魚沼編】

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西脇邸 離れ座敷外観

ロケ地巡り~小千谷市~

みなさんこんにちは!
映画「峠 最後のサムライ」ロケ地を巡る旅の連載企画も今回が最終章となりました。
最後は最もロケ地箇所が多かった小千谷市と南魚沼市のご紹介で締めくくりたいと思います。
どうぞ最後までお楽しみ下さい。

①北越戊辰戦争、河井・岩村談判の地!【慈眼寺】

慈眼寺 外観
船岡山慈眼寺は、小千谷市でも指折の古いお寺で慶応4年5月2日河井継之助が藩主の歎願書を持参し、西軍の軍監岩村精一郎と講和談判を行った場所で、慈眼寺には会見の間が当時のまま保存されており、ほかにも戦闘絵図、関係遺品が保存されています。
河井継之助ファンにはたまらないのではないでしょうか。
会見の間

左の会見の間は、河井継之助・岩村精一郎が会談したところです。
平成16年(2004年)10月の新潟県中越地震により、会見の間を含む本堂が全壊しましたが、多くの寄付などにより、平成18年(2006年)9月に復旧しました。
※本記事の写真は「新潟県観光協会」より引用しました。

②小千谷の豪商【西脇邸】

離れ座敷外観
続いてロケ地となったのが、小千谷縮を扱う問屋、西脇家が江戸時代に建てた邸宅。
主屋は築約250年、客室として利用した離れ座敷も築100年余となります。
主屋と離れ座敷は国登録有形文化財となっています。
そして苔と紅葉の美しい庭園は、四季の移ろいや散策を愉しむことができ、庭園内にはいくつかの石でできた灯篭があり、池泉回遊式庭園によく映えます。
池を囲むようにいくつか置かれており、形も様々ですのでぜひ綺麗な庭を歩いて探してみてはいかがでしょうか?
新館二階和室10帖
新館一階畳敷廊下
西脇邸は、劇中には継之助が長岡甚句を軽快に踊る旅籠桝屋として登場します。
※現在は庭園のみ公開中。
※本記事の写真は「西脇邸HP」より引用しました。
③小千谷市豪商の館 西脇邸HPはこちら

ロケ地巡りのランチに利用したい【居食亭 東忠】

居食亭 東忠
写真提供:新潟県観光協会

そんな小地谷市でロケ地巡り時にお食事を楽しむなら居食亭 東忠(とうちゅう)
1730年頃に創業されたと伝えられる料亭。小千谷談判に破れ、慈眼寺を後にした継之助が随行した軍目付の二見虎三郎とともに昼食をとった場所です。
実際に滞在した「梅の間」の座敷も残されています。現在はランチやカフェ、宴会などでも利用できます。

居食亭 東忠HPはこちら

ロケ地巡り~南魚沼市~

④越後一のお寺【雲洞庵】

本堂外観
赤門
雲洞庵(うんとうあん)は、奈良時代に藤原房前公(藤原鎌足の孫)により律宗の尼僧院として建立されました。その後、室町時代に上杉憲実公が藤原家末裔の因縁で庵をうけ、曹洞宗雲洞護国禅庵を開創し、以降、北陸無双の大禅道場として栄えてきました。
本堂は、新潟県出雲崎の小黒甚内を棟梁とする大工群の手によるもので、間口14間、奥行10間半の本堂は、近世寺院建築の最も優れたものとされ新潟県の文化財にも指定されております。
越後一の寺でおよそ1,300年の歴史があります。赤門から本堂にまで続く参道の石畳の下には法華経が一石一字ずつしるしてあり、踏みしめて参拝するとご利益に預かるとされています。物語を左右する小千谷談判の場面が撮影されました。
※本記事の写真は「雲洞庵HP」より引用しました。
雲洞庵HPはこちら
小千谷・南魚沼イメージ

今回ご紹介したスポット
~小千谷市~
①慈眼寺
②西脇邸
③居食亭 東忠
~南魚沼市~
④雲洞庵

小千谷市と南魚沼市は新潟県内でも自然豊かな場所で四季折々の風景を楽しむことができます。
小千谷はへぎ蕎麦が有名ですし、南魚沼は言わずもがな美味しいコシヒカリを召し上がれるお店が多くあります。
ぜひロケ地巡りと一緒に立ち寄ってみてくださいね♬
皆さま、第4回に渡ってお届けしてきた新潟県内のロケ地巡りはいかがでしたでしょうか?
ロケ地巡りでお越しの際はぜひ駅たびコンシェルジュ新潟にもお立ち寄りくださいね!


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