長野県【野沢温泉 奈良屋旅館】 第17弾 湯守に聞く「地・温泉」の魅力
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「THE ONSEN」の魅力に迫る!
「湯守」とは…
創業大正元年、築100年を誇る野沢温泉「奈良屋旅館」
ブナの森から生まれる『野沢の湯』
湯守 池田さん
長野県の北部、広大なブナ原生林に抱かれた野沢温泉村。そのブナの森から生まれる『野沢の湯』は、自然に湧き出ているため、鮮度が高く良質、豊富な湯量から、日本屈指の名湯と言われています。かつて、湯治場として多くの人が滞在した温泉街は、当時の面影を残したまま今なお風情があり、源泉外湯めぐりをしながらのんびりと過ごしていただけます。また、村内には神社仏閣なども多く、豊かな自然とのどかな村の景色と合わせて散策も楽しんでいただけます。
当館徒歩5分の「麻釜の湯」をはじめ、村内に30余りの源泉があり、「外湯」と呼ばれる無料の共同浴場が温泉街に13ヵ所あります。
当館隣、露天風呂も備えた第14番目の外湯「ふるさとの湯」(有料)も仲間に入りました。
■地域住民の大切な財産です。
外湯は古くから地域住民の生活の共同の場所として毎日利用されています。
■地域住民で維持管理しています。
それぞれの外湯は、その周辺の住民が「湯仲間」という制度をつくり、管理、維持をしています。電気料や水道料の負担、当番制で毎日の掃除をしています。
創業大正元年、築100年野沢温泉「奈良屋旅館」
湯守 池田さん
創業大正元年、築100年を誇る優しい木のぬくもりが溢れた木造の建物には、大正・ 昭和・平成と歴史を経た味わい深い館内の雰囲気。大きな梁と太い柱。玄関を入って の大階段。木の優しさ、あたたかさが溢れる館内には、大正創業からの温かな雰囲気 をそこかしこに見られます。やわらかな館内随所に彩るのは飾られた絵画と野の花。
源泉かけ流しの温泉と露天風呂でのんびりと、信州野沢温泉の風を感じながら気儘にお過ごしいた だければと思います。
古き良き時代の温かみが感じられる館内
湯守 池田さん
松本や飛騨の民芸家具が配された館内。大正時代に建てられた母屋を移築し増改築を重ねた館内は、 大きな梁と太い柱は時代を重ね素朴ながらも重厚な佇まい、古き良き時代 の温かみが感じられます。
木の優しい感触とレトロな雰囲気、廊下には野の花、版画や絵画が飾られ、心温まる 温泉風情もお楽しみください。
その日の体調によって入り分ける方も?!
湯守 池田さん
早朝5時~温泉の温度管理を湯もみ。お客様がお目覚めになり気持ちよくお入りいただける様、温泉の温度管理から1日がスタート。フロント玄関の開放、朝食の配膳、お客様へのモーニングコーヒーサービス。チェックアウトからお見送りを経て本日のお客様を迎える準備へと。館内の設え、お部屋、温泉のチェック~午後のお迎えへと仲居も務めますが、日々お客様との“一期一会”に感謝する貴重な時間。
晩秋から初冬にかけてのお料理
湯守 池田さん
晩秋~初冬。信州の深まる秋をキノコ類、温まるメインのお肉料理に秋野菜を添えて。
野沢温泉観光!これぞ温泉地!
湯守 池田さん
当館徒歩5分。国の天然記念物にも指定されている「麻釜(おがま)」。野沢温泉に30ほどある源泉の1つで、100℃近い熱湯が湧いています。モクモクと上がる湯気と硫黄の香りに包まれ、「これぞ温泉地!」という雰囲気。古くから地元住民が野菜などを茹でるのに利用しており、「野沢温泉の台所」と称されています。
「麻釜」のすぐ近くにある「ミニ温泉広場 湯らり」では、無料で足湯を楽しめます。また、野沢温泉には温泉卵が作れる場所がいくつかあり、こちらでも温泉卵を自分で作ることができるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
湯守のこだわりとは?
湯守 池田さん
日々気温も下がり雪の便りを感じる季節となりました。
晩秋の夕暮れは、身が引き締まるような冷たい空気に包まれて。寒い冬を迎えます。雪化粧もすぐそこまで、ですね。
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●所在地
〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村 大字豊郷麻釜8736
●アクセス
飯山駅よりバスで約25分、野沢温泉バス停下車徒歩約3分
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◆次回予告◆
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