広大な平野に散居村の風景が広がる富山県砺波市で、江戸時代の創業以来、美味しいお酒を追求し続けている「若鶴酒造」。日本酒だけでなく、北陸で唯一ウイスキーづくりを行っている酒造メーカーですが、その敷地内にある令和蔵にて、2022年5月にレストラン「竈flamme 炭三郎(かまど ふらむ たんざぶろう)」がオープンしました!
竈flamme 炭三郎では、職人が毎日竈で炊き上げるご飯と自然豊かな富山の食材を生かした個性豊かな和洋折衷の料理が楽しめます。そして、若鶴の熟成酒や酒粕を使った「酒蔵のレストラン」ならではのメニューを味わうことができます!こちらは普通のお冷やですが、若鶴酒造の日本酒「苗加屋」のコップに入っているとまるでお酒を飲んでいるようでちょっと気分があがります。
今回注文したのは「炭火焼ローストビーフ重(並盛)」。セットで粕汁と酒粕ティラミスが付いてきます。酒粕を食べて育った上質な富山県産和牛を、自家製醤油糀に漬け込んでいるのだとか。醤油糀の効果でたんぱく質がアミノ酸に分解されたお肉は、肉厚で旨み豊かでとっても柔らかく、仕上げに炭火で焼き上げて外は香ばしく、中はしっとり。粕汁もホッとする優しい味わいです。
酒粕ティラミスは単品でも注文可能です。若鶴ロゴの入った枡に入っているので食べる時にかすかに檜の香りがして良いですね。ほんのり酒粕の風味がして、滑らかなくちどけで甘すぎず、いくらでも食べたくなる美味しさでした。お食事メニューには酒粕ティラミスがセットになっているものと、そうでないメニューがあるので注文時にご確認ください。
美味しい料理には美味しいお酒…ということで、もちろん若鶴酒造の日本酒やウイスキーを各種取り揃えています。料理を引き立てる豊富なラインナップをお楽しみください。レストラン入口では、テイクアウトメニューも注文できるようなので、今度近くを訪れた際には酒粕ソフトクリームを食べにサッと立ち寄ろうかなと思える素敵なお店でした。