地元民おすすめの富山名物「ます寿し」のお店vol.5【高芳】

  • 富山
  • お土産
富山県を代表するグルメ、「ます寿し」。駅の売店などでお土産に買って帰る方が多いですが、それぞれお店の違いを知って自分好みのます寿しを見つけていただきたい!という思いから、県内各地の名店を巡って食べ比べするシリーズ第5弾です。

※以前ご紹介したます寿し記事はコチラから!
 ↓ ↓ ↓

高芳

大正14年創業の「高芳」は、老舗の伝統を守り、こだわりのます寿しを作り続けているお店です。市内を走る路面電車の「桜橋」電停より徒歩約1分という立地で、赤レンガっぽい色味の富山マンテンホテルのすぐそばにあります。
高芳の1つ目のこだわりは「ます」の種類。使用している「サクラマス」は、かつては日本海沿岸地域に生息していましたが、現在は河川環境の変化などから本州での漁獲量が減っています。そこで、高芳では北海道渡島半島の沖合で獲れる天然のサクラマスを仕入れているとのこと。
2つ目のこだわりポイントは「お米」。富山県産の「コシヒカリ」を使用するのはもちろん、その産地や作り手にもこだわっています。立山連峰から黒部川へと流れ出たミネラル分を多く含む清らかな水で育まれた、入善町の舟見地区で独自に特別栽培農法でつくられたお米を使用。船上活き締めされたサクラマスの上品な風味や、特別栽培米コシヒカリの粒の大きさや粘り、味わいが調和し、昔ながらの伝統の匠の技によってます寿しが作られているのです。
まずパッと見た印象として、いままで食べたます寿しの中では色味は薄めのピンク色。優しい酸味とちょうどいい塩加減でさっぱりとしていて食べやすく、あっという間に1個ペロリと完食してしまいました。通常のものより厚めに切った身を贅沢に使用した特選ます寿しもありますが、特選は要予約なので気になる方はお早めに。それと、高芳は基本的に日曜日が定休日なので、週末に訪れる予定の方はご注意ください。

富山県を訪れた際にはぜひいろいろなお店のものを食べ比べて、自分好みの「ます寿し」を探してみてはいかがでしょうか。富山駅から少し離れたお店を巡る時は、市内を走る路面電車を使って移動するのがおすすめです。
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事
関連記事