2024年版!東北・青森県の小さな嵐山【中野もみじ山】で紅葉狩りを満喫しよう!

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中野もみじ山 不動の滝
青森県では例年10月中旬ごろから紅葉のシーズンを迎えます。黒石市にある「中野もみじ山」はその中でも比較的街中に近く、コンパクトに見てまわれる人気の紅葉スポットのため県内外から多くの人が訪れます。今回はそんな中野もみじ山の楽しみ方をご紹介します!

中野もみじ山とは?

中野もみじ山は1802年、弘前藩第9代藩主の津軽寧親(やすちか)が中野山のもみじや不動の滝に魅せられ、京都のもみじを中野不動尊に奉納、移植したことがはじまりと言われています。
津軽寧親(やすちか)お手植えのもみじ(写真は夏)
中野もみじ山があるのは、中野神社の境内。神社の鳥居が入り口となります。
中野もみじ山入り口(写真は夏)
中野神社境内
現在、樹齢100年を超えるもみじの数はなんと130本ほどにもなるのだとか。今では京都の嵐山に対して小嵐山とも呼ばれるようになり、県内外を問わず多くの人に愛されている紅葉の名所となっています。

おすすめ撮影スポット3選

中野もみじ山には川や滝、赤い橋など複数の撮影スポットがありますが、その中でも特におすすめの3つのスポットをご紹介します!

中野もみじ山の全景

はじめにご紹介するのは、中野神社の鳥居をくぐる前にある撮影スポットです。鳥居を正面に見た場合、左手側に少し歩いていくと中野川が見えてくるので、中野川が手前、奥にもみじ山が写るベストポジションを探しましょう!
ベストポジションから撮影!
ここから見ると手前には中野川、中央にもみじ、奥にはさまざまな色合いの紅葉が広がりとってもきれいですよ。赤い欄干の橋や青空とのコントラストもとてもよく映えます。

全景が撮影できるということもあり、中野もみじ山が紹介される際には必ずといっていいほど使われる写真は、ここから撮られているのでお見逃しなく!夜のライトアップもきれいですよ♪

不動の滝

次にご紹介するのは不動の滝です。こちらは入り口の鳥居をくぐり階段を下りて行った先にあります。
不動の滝と紅葉
いくつもの線状になって流れ落ちる滝、赤や黄色に色づいたもみじと清流のコラボレーションは思わず見とれてしまうほどきれいです。近くの真っ赤な欄干が特徴的な不動橋と滝を一緒に撮影するのもおすすめですよ。
奥に見えるのが不動橋 
反対側から(奥に不動の滝が見えます)

観楓台

最後は入口から歩いて10分ほど登ったところにある観楓台(かんぷうだい)。ここでは赤と黄の紅葉が地面いっぱいに広がり、落葉時期には落ち葉のじゅうたんを楽しむことができます。
一面黄色に染まる観楓台
見ごろの時期は辺り一帯が赤や黄色に染まり、どこを切り取っても絵になりますよ。観楓台までは舗装されているところもありますが、ちょっとした山道なのでしっかりとしたシューズを履いてくるのがおすすめです。
黄色が鮮やかです!
観楓台入り口は中野神社本殿の横を進みます

2024年の紅葉の見ごろは?

中野もみじ山の紅葉の見ごろは例年10月中旬から11月上旬まで。ただ、最近は暑さが長引くことも多く10月中旬だと満足に色づいていないことも。最新の紅葉情報は青森県の公式観光情報サイトAmazing AOMORIに掲載予定なので、こちらをご確認の上訪問してくださいね。
赤く色づいたもみじ
青森県内の紅葉情報についてはこちらから

夜の紅葉ライトアップを楽しもう!

中野もみじ山では紅葉の見頃に合わせて、10月19日(土)~11月10日(日)まで毎日夜のライトアップを行います。ライトアップされた紅葉はとっても幻想的。2023年には「某観光メディアの紅葉絶景ランキング」で1位になったほどです。暗いので足元には気を付けてお楽しみくださいね♪
ライトアップされ幻想的な雰囲気
ライトアップ期間中は臨時観光案内所が設置されるほか、露店の出店も予定されています。中野川の渓流ともみじのコントラスト、ライトアップで美しく映える紅葉をぜひご堪能くださいね♪
ライトアップで赤がさらに鮮やかに!
全体のライトアップ

スケジュール

○ライトアップ
2024年10月19日(土)~11月10日(日) 16:30~21:00

○臨時観光案内所
2024年10月26日(土)~11月4日(月) 9:00~21:00
2024年11月5日(月)~11月10日(日) 9:00~16:00

〇露店出店
2024年10月19日(土)~11月10日(日) ※人手によって出店状況に変更あり

美しい光景を一枚に!フォトコンテスト開催

中野もみじ山の紅葉期間に合わせて、フォトコンテストも開催されます。こちらはInstagram限定キャンペーン。テーマは「あなたが伝えたい中野もみじ山の美しい秋」でInstagram公式アカウント「Visit Kuroishi」をフォローし、「#中野もみじ山フォトコン2024」をつけて写真を投稿すると応募できます。
Visit KuroishiのInstagramはこちらから
フォトコンテストイメージ
受賞者には黒石市の物産品詰め合わせが送られるそうなので、ぜひ皆さんの最高の写真を投稿してみてくださいね♪詳細は黒石観光協会HPからご覧ください。
黒石観光協会HPはこちらから

紅葉以外のおすすめ情報

中野もみじ山は紅葉のほかにも見どころがあるので、簡単にご紹介いたします!

中野神社の狛鶏

中野もみじ山は中野神社内にありますが、こちらの神社にはなんと狛犬ならぬ狛鶏(こまとり)がいます。

青森県の津軽エリアには「津軽一代様」と呼ばれる自分の干支を守り神にする風習があるのですが、中野神社は酉年の一代様に関係する神社のため狛鶏がいるようです。中野神社自体も歴史ある神社なのでじっくり参拝してみてくださいね♪
中野神社の狛鶏

樹齢200年以上の巨木

中野もみじ山にはよく知られた巨木が5本あります。モミの木2本、大杉3本ですべて樹齢が200年以上!もっとも背が高い大杉はなんと樹齢700年と言われています。幹周りは太いもので約7mもあり、近くでみると迫力抜群!!紅葉に目を奪われてしまいますが、大杉の緑にも目をとめてみてくださいね。
こちらは境内の樹齢500年の杉の木

周辺観光もおすすめ

中野もみじ山の近くには徒歩10分ほどのところに津軽塗の体験などもできる津軽伝承工芸館やキュートな津軽系こけしの展示を行っている津軽こけし館などもあるので、併せての訪問もおすすめです。中野もみじ山を訪問した際はぜひ1日かけて黒石市を満喫してくださいね♪
津軽こけし館近くの落合大橋

2024年は中野もみじ山を見に行きませんか?

中野もみじ山は地元の方にも人気の紅葉スポットなので、見ごろの時期は道路が混みあいます。計画的に公共交通機関なども活用し、紅葉狩りを楽しんでくださいね♪黒石観光協会のHPでは中野もみじ山のパンフレットが事前にPDFでダウンロードできます。上記で紹介した撮影スポットや駐車場の場所なども掲載してあるのでご活用ください。

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