東北の小さな古嵐山【中野もみじ山】

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紅葉の外観
一気に秋らしい季節が到来し、北東北では10月下旬から紅葉のシーズンを迎えます。青森県黒石市にある「中野もみじ山」もその1つで、例年多くの観光客が訪れます。今回は県内有数の紅葉スポットである中野もみじ山を少し掘り下げていきます。

中野もみじ山の歴史

中野神社境内
中野神社の境内から続く中野もみじ山は、1802年に弘前藩第9代藩主の津軽寧親(やすちか)公が中野山のもみじや不動の滝に魅せられ、京都のもみじを中野不動尊に奉納、移植したところから始まります。そこで奉納や移植されたもみじが生長し、もみじの景勝地として知られるようになったそうです。今では京都の嵐山に対して小嵐山とも呼ばれるようになり、多くの人に愛されています。

おすすめ撮影スポット

中野もみじ山には複数の撮影スポットがありますが、その中でおすすめの2つを紹介します。1つ目は不動の滝です。いくつもの線状になって流れ落ちる滝と清流、もみじ山のコラボレーションはしばらく見とれてしまうほどきれいです。
不動の滝と紅葉
2つ目は観楓台(かんぷうだい)です。入口から歩いて10分ほど登ったところにあります。ここでは赤と黄の紅葉が一面に広がり、落葉時期には紅葉のじゅうたんのような光景を見て楽しむことができます。
黄色く染まる観楓台

夜の紅葉ライトアップを楽しむ

ライトアップの様子
中野もみじ山では紅葉の見頃に合わせて、10月20日~11月5日まで毎日夜のライトアップを行います。同日程で臨時観光案内所が設置されるほか、露店の出店も予定されています。中野川の渓流ともみじのコントラスト、ライトアップで美しく映える紅葉をぜひご堪能ください!

美しい光景を一枚に!フォトコンテスト開催

写真撮影の様子
中野もみじ山の紅葉期間に合わせて、フォトコンテストも開催されます。Instagram限定キャンペーンですが、受賞者には素敵な景品も用意されているようです。ぜひ皆さんの最高の1枚をお待ちしております。

概要

中野もみじ山 紅葉ライトアップ
日時 2023年10月20日(金)~11月5日(日) 16:30~21:00
詳細はこちら(黒石観光協会HP)から
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