青森県・黒石市の【1泊2日モデルコース】伝統×アート×ヴィーガン(後編)

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黒石おススメ1泊2日コース(後編)
1日目はこちらから

黒石市1泊2日おススメモデルコース:2日目

2日目行程
2日目は昔ながらの温泉地でもある温湯(ぬるゆ)エリアを散策します!

8:30 「ランプの宿 青荷温泉」出発

青荷温泉外観
チェックアウトをしたら予約をしておいた「青荷シャトルバス」で虹の湖へ。虹の湖からは弘南バス 虹の湖線に乗り「津軽伝承工芸館前」で下車、バス停のすぐ目の前にある「津軽こけし館」へ向かいます。

※「青荷シャトルバス」の利用には予約が必要です。「青荷温泉」公式HPから事前の予約を忘れずに♪

9:15 「津軽こけし館」「津軽伝承工芸館」で職人技にふれる

津軽こけし館

津軽こけし館外観
「津軽こけし館」には日本に12系統ある伝統こけしがなんと約4,000体も展示されています。伝統こけしは東北地方に伝わる伝統工芸品で「伝統こけし工人(こうじん)」と呼ばれる職人さんが造形から絵付けまで1つ1つ丁寧に作っているんです。
こけし製作実演の様子
ここ津軽こけし館では、伝統こけし12系統の1つで温湯(ぬるゆ)が発祥の「津軽系こけし」の工人さんが実際にこけしを製作する様子を間近で見学することができます。巧みなカンナ捌きや丁寧な絵付けの様子など、匠の技をじっくり堪能してくださいね。工人さんとお話することもできますよ♪
絵付け体験の様子
ジャンボこけし
自分でもこけしを作りたくなった方におススメなのが「絵付け体験」。工人さんが作成した木地に自由に絵付けをすることができます。絵が苦手な方でも工人さんが丁寧に教えてくれるので大丈夫!素敵なオリジナルこけしを作ってくださいね。

当日実演中のこけし工人さんにお声がけいただくことで絵付け体験は可能ですが、当日の予約状況によっては不可の場合も。事前にご予約いただくと安心です♪ご予約は津軽こけし館まで直接お電話にてお問合せください。

他にも高さ4.2mもある「ジャンボこけし」、青森県が誇る版画家、棟方志功さんやお笑い芸人の出川哲朗さん等、著名人の方に絵付けしてもらったこけしの展示などもあるので、是非ゆっくりと見学してくださいね。
「津軽こけし館」について詳しくはこちらから

こけし工房tsuN’agaru

自分用のこけしが欲しくなった方におススメなのが、津軽こけし館から徒歩すぐの「津軽伝承工芸館」にある「こけし工房tsuN’agaru」。こちらでは地元の津軽系こけしをはじめとした伝統こけしやキュートなこけしグッズを購入することができます。店内にはたくさんのこけしが所狭しと置かれていて目移りしちゃいますよ。
こけし工房tsuN’agaru外観
店内は伝統こけしがいっぱい!
最近では伝統的なもののほか、おしゃれな帽子をかぶったこけしやフルーツモチーフのこけし等、ユニークでアーティスティックなこけしも増えており、見ているだけで楽しくなってしまいます。こけしは同じデザインでも1つ1つ顔が違うので、是非自分の目で見てお気に入りのこけしをお土産にしてくださいね♪
キュートな伝統こけし等(一例)
「こけし工房tsuN’agaru」公式HPはこちらから

津軽塗工房

中町こみせ通りをモチーフにした津軽伝承工芸館
カラフルな津軽塗
「津軽伝承工芸館」は複合施設になっており「こけし工房tsuN'agaru」のほか、どなたでも利用可能な足湯もあります♪

その中でもぜひ訪れてほしいのが「津軽塗工房」。こちらでは青森県の津軽地方で約300年の歴史を誇る様々な津軽塗の製品を購入することができます。何度も塗りと研ぎを繰り返す津軽塗は職人さんの丁寧な手仕事が感じられますよ。

漆塗りというと赤や黒のイメージがありますが、ピンクや水色といった可愛らしい色合いのものから紫や緑のようなカラフルなものまであり、お土産にもピッタリです♪
津軽塗の研ぎ出し体験

ここで挑戦してみてほしいのが「津軽塗の研ぎ出し体験」。職人歴約40年の伝統工芸士さんの技術に触れながら、オリジナルのマイ箸を製作することができます。


津軽塗の研ぎ出し体験では、製作したマイ箸を当日お持ち帰りもできちゃいます。


体験は事前に予約をしておいてくださいね。

「津軽塗の研ぎ出し体験」のご予約はこちらから

11:30 おしゃれなカフェ「養美舎」で健康的なヴィーガンランチ

じっくり伝統工芸に触れた後は、ランチで一休み♪津軽伝承工芸館から歩いて10分ほどの場所にある養美舎(ようびしゃ)に向かいましょう。
開放的な窓が印象的
店内に入ってすぐ目に飛び込んでくるのが大きな窓!窓からはすぐ近くを流れる浅瀬石川(あせいしがわ)や山々を望むことができ、まるで大きな絵のよう。

注文を待つ間、のんびり窓の外を眺めていると、とてもリラックスした気持ちに。運が良ければ燕や白鷺が飛んでいるのを目撃することもできるかも♪
ヴィーガンランチ
可愛くておいしいスイーツ
養美舎では、食材を根、茎、葉など全て余すところなくいただく「一物全体(いちぶつぜんたい)」を大切にしており、健康的で素材をじっくり味わえるヴィーガンランチが人気!そのとき旬のおいしいもので作られているため噛むたびに味わい深く、身体にいいものを食べていると実感できます。とても居心地のいい空間なので長居したくなっちゃうかも。

レジの近くでお持ち帰りできるマフィン等のスイーツを販売していることもあるので、スイーツ好きの方はお見逃しなく!

ランチの時間帯は混みあうので、事前にお電話で予約をしておいてくださいね。
「養美舎」の公式インスタグラムはこちらから

▼養美舎についての記事はこちらから

13:40 世界一長い登り窯で作られる上質な「津軽烏城焼」

おなかがいっぱいになったら、養美舎から徒歩3分ほどのところにある「上温湯(かみぬるゆ)」バス停から弘南バス 虹の湖線で「津軽烏城焼(つがるうじょうやき)」へ。最寄りバス停の「山形保育所前」から10分ほど歩いたところにあります。

「津軽烏城焼」はギネス世界記録にも登録された103mもある世界最長の登り窯でも知られています。こちらでは、水や土、木や炎が作り出す「自然釉」にこだわって作られた作品を購入できるほか、陶工である今井理桂さんが蒐集した古陶磁のコレクションを見ることもできます。
世界最長の登り窯
自然釉が美しい津軽烏城焼
日常使いができるナチュラルでやさしい見た目のプレートやカップから、神秘的な模様が現れた芸術品として飾っておきたい作品まで幅広い魅力を持つ津軽烏城焼は1つ1つ個性があり、同じものが1つとしてありません。ゆっくりとご覧になってお気に入りを探してくださいね。
「津軽烏城焼」公式HPはこちらから

▼「津軽烏城焼」についての記事はこちらから

まとめ

1泊2日で黒石市を巡るコース、いかがだったでしょうか。
伝統的なもの、歴史的なものからおしゃれなアート、温泉からヴィーガングルメまでコンパクトにまわれる黒石市はまだまだ魅力がたくさんあります。

*and trip.内でも黒石のおススメスポットを紹介しているので、あなただけの旅行コースを作ってみてくださいね♪ヴィーガンの方は、黒石市内のヴィーガン飲食店・宿泊施設情報を集めた下記Webサイトもご参考ください。
黒石市内のヴィーガン飲食店・宿泊施設情報はこちらから
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