赤穂浪士のゆかりの地 港区で歴史探索!【泉岳寺】

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泉岳寺

泉岳寺とは?

泉岳寺は港区高輪にある曹洞宗(禅宗)のお寺です。
歴史は古く、400年以上前の1612年(慶長17年)に徳川家康によって現在の警視庁の近くに創建されました。
しかし、約30年後の1641年(寛永18年)の大火により伽藍が焼失。3代将軍家光の命を受けた毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷(みずのや)の五大名が尽力して現在の高輪の地に移転再建されました。

赤穂浪士ゆかりの地⁉

泉岳寺の義士祭前の境内の様子
泉岳寺を特に有名にしているのは、「忠臣蔵」の赤穂義士の墓所があることでしょう。
5代将軍綱吉の時代、松の廊下で吉良上野介に斬り付け無念の死を遂げた淺野内匠頭はここ泉岳寺に葬られています。それは火災の再建復興を担った赤穂藩浅野家が、泉岳寺を江戸における菩提寺と定めていたからです。
泉岳寺には淺野内匠頭夫妻を始め、主君の仇を討った義士たちの墓所があり、最近では外国人観光客の姿も多く見られます。
特に淺野内匠頭の命日であり義士たちが討ち入りを果たした12月14日には、四十七士を祭る「義士祭」が行われ、毎年大変な人出となります。
大石内蔵助良雄銅像

泉岳寺周辺を散策

泉岳寺は高輪ゲートウェイ駅や品川駅からも徒歩で訪れることのできる距離にあります。
所在地の高輪は、上皇ご夫妻が昨年まで仙洞仮御所として2年間住まわれていた高輪皇族邸を始め、閑静な住宅地が多いことで知られていますが、近くには縄文時代からの貝塚が残る他、昔ながらの住宅や地元の人に長く愛される名店も多くあり、静謐な雰囲気の中にも、そこに暮らす人々の長い歴史の温かい息遣いが感じられる風情ある場所です。
泉岳寺周辺には、幕末に最初のイギリス公使館が置かれていた東禅寺や、旧竹田宮邸洋館として建てられたグランドプリンスホテル高輪貴賓館、昭和初期建築の円筒形の塔が目を引く高輪消防署二本榎出張所など、見ごたえのある建物も多く残ります。
土地の歴史に思いを馳せつつ、泉岳寺周辺の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

フォトコンテスト開催中!!

今回ご紹介しました泉岳寺のある港区では、2023年11月1日(水)~2024年1月10日(水)の間、「第21回港区観光フォトコンテスト2023」を開催しております。
泉岳寺をはじめ、港区は歴史ある場所から写真映えのするスポットまでたくさんの魅力がある地域です!
皆さまの素敵な1枚をお待ちしております!
詳しい情報については下記のリンクをご確認下さい。
「泉岳寺」(「港区観光フォトコンテスト」入賞作品より) 提供:一般社団法人港区観光協会
「第21回港区観光フォトコンテスト2023」について詳しい情報はこちらから!
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