三陸のキーマンが語るサステナブルな地域づくり~久慈広域観光協議会 貫牛利一(かんぎゅうとしかず)氏~
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このプロジェクトの一環として、*and trip.では持続可能な地域づくりに取り組んでいる地域の方へのインタビュー連載を開始いたします!
記念すべき第一回目に登場いただくのは岩手県三陸エリアで長年観光振興に尽力されている久慈広域観光協議会の貫牛利一氏。東北の新しい道としても知られる、みちのく潮風トレイルの発起人でもあり、三陸のキーマンとして長年この地域の盛り上げてきた中のお1人です。
今回はそんな貫牛氏に仕事内容や仕事にかける想い、三陸の魅力を語っていただきました!
地域の人と顔を合わせること20年
―現在のお仕事内容を教えて下さい。
各地域の観光協会は地元の祭りごとやイベントを運営することで手一杯。さらに外からの誘客活動までは手に負えていないのが現状なので、我々がそういった部分を補いながら各地域と協力して業務を行っています。
これまでの経歴
―今のお仕事はいつから始められたんですか?
出身は岩手県の野田村というところで高校までは地元で育ちました。生まれてからずっと田舎にいたので、どんどん年を重ねるごとに自分が生まれ育った地域が不便だと感じるようになりました。18歳~22歳で一度地元を離れた時期があり、その時にべたではありますが改めて自分の生まれ育った地域がまんざらでもないなと実感し、その後地元に戻ることを決めました。
高齢者福祉施設時代はどちらかというと人と関わることがあまりない仕事でした。その仕事を続けていく中で、地元の良さは何となく分かってきたけど、自分たちでも何か地域に関わってやっていかなければならないと思い、仕事終わりに地域の若者に声をかけ「塩作り」に取り組んだのが今の仕事の先駆けだったと思います。
―「塩作り」に取り組んだということですがなぜ塩作りだったんですか?
持続可能な地域を作るための信念
―若い頃から積極的に活動を続けられていますが、このお仕事をしていてこれまで一番困難だったことはどんなことですか?
めげずに夜明けから家に行ってみたりもして理解を得られるよう努力しました(笑)
―強い信念のもと日々地域のために邁進されていたんですね。では逆にこのお仕事をしていて嬉しかった経験や良かったと思うことはどんなことですか?
地域の人材育成
―やはりお客さまの声は一番なんですね。持続可能な地域づくりのお話も出てきましたが、若手の人材育成などにも携わられているんでしょうか?
―ガイドといえばこの三陸エリアは「潮風トレイル」のルートでもありますが、潮風トレイルのガイドをやられているんですか?潮風トレイルも持続可能な取り組みの一つだと思いますがどういった取り組みをされてきたか教えていただけますか?
潮風トレイルについて
持続可能な町づくり
―ありがとうございます。ここまで色んな話を伺ってきましたが、今後の目標や夢はありますか?
人との交流を力に変える
―では最後にこの記事を読んでくれた方へメッセージをお願いします!
今後も*and trip.ではサステナブルな仕事に携わる地域のキーマンへのインタビューを連載予定です。
お楽しみに!