2024年春。見たい桜!【子野日公園(ねのひこうえん)】北海道・厚岸町

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北海道・厚岸町にある子野日公園。
皆さんこんにちは。北海道通信部です。今日ご紹介したいのは、北海道の東側にあります厚岸町(あっけしちょう)の「子野日公園」(ねのひこうえん)です。早速、「子野日公園」について見ていきましょう。

「子野日公園」には歴史があります。

子野日公園内の桜
「子野日公園」は、厚岸湖に近く、1923年~1935年までの間、厚岸町長を務めた子野日弘毅さん(故人)が大切にされてきた12万平米の公園を1962年に厚岸町が譲りうけました。厚岸町の町の木であるエゾヤマザクラを約1,000本以上補植し、道東の桜の名所のひとつとなりました。

「子野日公園」には、何種類の桜が咲いているのでしょうか?

子野日公園内の桜
「子野日公園」には約1,200本の桜があり、エゾヤマザクラ、ヤエザクラのほか、北海道では珍しいフゲンゾウという桜もあります。エゾヤマザクラは、葉と一緒に開くのが特徴で、濃いもも色の花びらで、葉も赤っぽいのが特徴です。寒さにも強く、長い期間楽しめる桜です。ヤエザクラは、八重咲きになるサクラの総称です。一般的な桜の花弁は5枚ですが、6枚以上の花弁をつける桜を八重咲きのヤエザクラと呼びます。北海道では珍しいフゲンゾウは、オオシマザクラをもとに生まれたサトザクラ群の桜で日本の固有種です。エゾヤマザクラに比べると白っぽい淡紅色の大きめの花びらが特徴のひとつです。


「子野日公園」ではさまざまなことが楽しめます。

子野日公園内の桜
「子野日公園」内では、バーベキューが楽しめます。また、お子さまが楽しめる遊具や、森林浴ができる散策路もありますので、桜の季節以外もお楽しみいただけます。公園入口の駐車場には、大型バス4台、乗用車72台が駐車可能で、車いすに対応したトイレが設置されています。イベント広場もあり、春は『桜・牡蠣まつり』、秋は『牡蠣まつり』の会場となります。散策路の距離は800mと、ウォーキングコースとしてちょうどいい距離で、自然を満喫できるのもいいですね。例年「子野日公園」の桜の開花時期は5月上旬ですが、その年の天気にも左右されます。「子野日公園」の詳しいご案内は北海道厚岸町公式ホームページにてご確認をお願いいたします。5月は、桜前線を追って厚岸町へいらっしゃいませんか?



画像提供/厚岸町役場
北海道厚岸町公式ホームページはこちら
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