【2025年版】桜のトンネルを列車が走る!芦野公園とランチスポットをご紹介!【青森・芦野公園、かなぎカフェmelo(メーロ)】

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桜と電車のコラボレーション
春が近づくと、桜の季節がやってきます!
青森県内で桜と言えば「弘前公園」が有名ですが、鉄道やレトロなものが好きな方におススメしたいのが「芦野公園」です。

今回は芦野公園の見どころと近くのおススメランチスポット「かなぎカフェ melo(メーロ)」さんをご紹介します。

鉄道好きさんにおススメ!芦野公園の桜

芦野公園の桜の中でも見どころは、津軽鉄道「芦野公園駅」近くの線路を彩るように咲いている桜です!
桜のトンネルと線路
左手に見えるのは芦野公園駅のホーム
線路沿いにきれいに桜のトンネルになっているのがわかりますか?

ここを走る津軽鉄道のレトロでかわいいオレンジ色の電車と桜のコラボレーションは大人気!一目見ようと多くの人が芦野公園を訪れます。
沢山の人と桜×電車のコラボレーション
絶景スポットとして知られているため写真撮影のためだけに訪れる方も多いですが、せっかくなら津軽鉄道を利用しての訪問がおススメ。今回はJR青森駅/新青森駅からの行き方を含めてご紹介します!

JR青森駅/JR新青森駅から出発!

青森県の玄関口であるJR青森駅(もしくはJR新青森駅)からは五所川原行きの弘南バスを利用するかJR線を利用して行く方法があります。JR線を利用する場合は、途中のJR川部駅でJR奥羽線からJR五能線に乗り換えてJR五所川原駅まで行ってくださいね。(※のってたのしい列車「リゾートしらかみ」をご利用の場合は乗り換え不要です)

津軽五所川原駅から乗車!

津軽鉄道「津軽五所川原駅」はJR五所川原駅と同じ駅にあります。きっぷ売り場と改札がある駅はとってもレトロ。時刻表はなんと漢数字で表示されています!このレトロ感はレトロ好きにはたまりません…!
色使いなどレトロ好きの心惹かれるポイントが沢山!
レトロ感たっぷりの漢数字の時刻表と味のある駅名板
売店も入っているので電車を待つ間、立ち寄ってみるのもおススメです。津軽鉄道キャラクター「つてっちー」のグッズやストーブ列車石炭クッキーなど津軽鉄道ならではのものが購入できますよ。
とっても可愛い!つてっちーのクリアファイル
2025年1月にデビューしたばかりのカプセルトイも♪
時刻表の写真にあるように、入り口に「改札中」の札が出ていれば入場してもOK。きっぷは下車時などに確認されます。入場すると可愛らしいオレンジ色の津軽鉄道の車両が待っていますよ♪
可愛らしいオレンジ色の車体が目印(写真は2024年6月に撮影したもの)
「津軽五所川原駅」から「芦野公園駅」までは30分ほど。のんびり窓からの風景を楽しんでいるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。津軽弁が堪能なアシスタントさんが同乗されている場合は、沿線の風景や見どころを楽しく紹介してもらえます。下車駅周辺のスポットを記載した手作りのマップもいただけることも♪
旅情を掻き立てられる車内(写真は6月頃)
電車の外はのどかな風景が広がります(写真は6月頃)
津軽鉄道ではきっぷがレトロな硬券なのも嬉しいポイント。デジタルフリーパスなどを利用されている場合、津軽五所川原駅や金木駅で販売している「開運入場券」を記念に購入するのもおススメです。干支のかぶりものをした「つてっちー」がキュート♪
2025年巳年の開運入場券
しっかりと厚みのある硬券です!
「芦野公園駅」が近づくと桜が見えてきてワクワクソワソワ♪車掌さんにきっぷを見せて下車をしたらホームから去っていく電車を見送りましょう。ただし電車に近づきすぎるのはとっても危険!安全のため、駅員さんから指示があった場合は従ってくださいね。
字体が可愛い芦野公園駅のホーム
ホームから電車を見送ります
ホームを出たら早速芦野公園を散策です!
近くの踏切を通り、芦野公園に向かいましょう。祭り期間なら屋台が出ているので、のぞいてみると楽しいかも♪
奥に踏切が見えます
ずらりと並んだ屋台
芦野公園では1,500本ほどの桜を見ることができます。遊歩道があるので、ぐるっと一周することもできますよ。公園内には広場のようになっているところや桜並木のようになっている場所も。ベンチでのんびりするなど、ゆっくりと楽しんでくださいね♪
広場でじっくり桜を眺めても♪
桜並木が続きます
ちなみに「人間失格」等で知られる文豪の太宰治はこの近くの生まれ。幼いころ、芦野公園でよく遊んでいたそうです。そのため公園内には太宰治像と文学碑もありますよ。
太宰治像
こちらの太宰治像は実際に太宰が散歩をしている写真をモチーフに作られたのだとか。愛用のマントがおしゃれです♪

像の近くには太宰の友人で青森中学の同級生だった画家、阿部合成(あべごうせい)が作成した「太宰治文学碑」も。金色の不死鳥と太宰が好んで口にしていたフランスの詩人ヴェルレーヌの詩の一節、「撰ばれてあることの恍惚と不安と2つわれにあり」が彫られています。
像のすぐ近くにある太宰治文学碑
太宰好きさんは近くにある太宰治の生家「斜陽館(しゃようかん)」や太宰が戦時中に疎開の為に滞在した「太宰治疎開の家」も併せて訪問してみてくださいね。
太宰治像と文学碑のすぐ傍には公園内の大きな湖、芦野湖を渡る橋があります。湖と桜の組み合わせもキレイですよ。
橋の向こうに桜が見えます
橋の上から湖と桜が見れます
他に児童動物園もあるので、のんびりと桜と散策を楽しんでくださいね。
桜がキレイです!
公園内の桜を楽しんだ後は、いよいよ待ちに待った桜と鉄道のコラボレーションです!津軽鉄道の公式HPで時刻をあらかじめ確認しておき、ベストポジションを探ります。今回はほかの人や鉄道の運行の邪魔にならなさそうな踏切の近くで撮影しました。

写真を撮影する場合は、立ち入り禁止箇所には絶対に入らないようにお気を付けください。芦野公園駅のホームに入る際には有効な乗車券もしくは入場券が必要になりますのでこちらもご注意くださいね。駅員さんやスタッフの方の指示には安全のためにも必ず従ってくださいね。
桜と津軽鉄道のコラボレーション
車窓にも桜が反射してとってもキレイです
津軽鉄道公式HPはこちらから

桜の見ごろについて

青森県内では例年、桜の見ごろがゴールデンウイークに重なっていたのですが、ここ最近は見ごろが早まることが多くなっています。2024年は4月半ばころから開花がはじまったところが多くありました。ちょうどいい時期を逃さないように、事前に青森県観光情報サイト「Amazing AOMORI」などをチェックしてくださいね。

※この記事に使用している芦野公園の桜の写真は2024年4月20日に撮影したものです
青森県観光情報サイト「Amazing AOMORI」はこちらから

古民家カフェでランチ♪

桜の花を堪能した後は、おしゃれなカフェでランチはいかがですか?芦野公園駅から徒歩15分ほどの場所にある「かなぎカフェ melo(メーロ)」さんは米蔵をリノベーションしたおしゃれな空間が魅力です♪可愛らしいりんごの看板を目印にしてくださいね。
ペールグリーンのドアも可愛い外観
りんごの看板がキュート!
席数は多くないので、入店したらお店の方のご案内を待ちましょう。中もとっても可愛くおしゃれ!ついつい店内を見渡してしまいます。
おしゃれな店内
太宰治の英語版書籍など並べてある本のセレクトもすてきです
こちらでは週替わりランチや青森の郷土料理で太宰の好物「若生(わかおい)おにぎり」、プリンやシフォンケーキ等のデザートがいただけます。ランチセットはAがカレー系、Bがパスタ系でドリンクがついてきます。プラスでデザートをつけることもできるのが嬉しい♪今回は欲張ってランチセットAと若生おにぎり(単品)をいただきました!
ランチセットAのチキンキーマカレー
セットのホットコーヒー(外ヶ浜町の野口珈琲店さんのものだそうです♪)
取材時のAセットはチキンキーマカレー。まずは見た目の彩りがキレイでテンションが上がります…!しっかりと煮込まれた野菜とひき肉がカレーの旨味を引き立てていて、とっても美味しいです!辛さもほどよく、ごはんやサラダなどの付け合わせのお野菜とのバランスもばっちり!あっという間に平らげてしまいました♪
半月型の若生おにぎり
細長いほうから嚙み切るように食べます!
続いて若生おにぎり!若生という薄くてやわらかい1年昆布にホカホカの白米を包んで食べるシンプルなおにぎりです。昆布に塩がついており、昆布の磯の香りが感じられる風味と旨味、塩味がクセになります。津軽地方以外ではなかなか食べられないので、是非ご賞味ください!

食後にランチセットのホットコーヒーをいただいてほっと一息。ごちそうさまでした!デザートもプリンやシフォンケーキ、クリームソーダなどそそられるものが沢山あったのですが、お腹がいっぱいになってしまいギブアップ。今度伺ったときにはデザートも食べたい…!

お時間があるときには、ぜひカフェ利用もお試しくださいね♪
金木カフェmelo(メーロ) 公式Instagramはこちらから

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