【酒と食遊人みなと】日本酒と地魚が美味しい居酒屋!イチオシメニューや予約方法も紹介

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北陸編集部が大大大好きなお店を紹介します。(本当はこれ以上人気になると困るので掲載するか1年以上迷っていましたが…。)*and trip.読者のみなさまに金沢のおいしいお店を知っていただきたい気持ちが勝ったので、この度記事化することにいたしました。

予約方法は?

香林坊・片町エリアにあるこちらのお店では、旬の地魚や郷土料理と地酒を楽しめます。予約なしで入れたら本当にラッキー…!毎日地元・観光客で賑わっていますので、「絶対に行きたい!」そんな方は、事前のご予約がおすすめです。現在WEBでの予約は受け付けておらず、電話予約のみです。

お刺身盛り合わせ

予約時、お刺身の盛り合わせについて尋ねられます。迷わず人数分頼みましょう!(笑)北陸の美味し~い海の幸を盛り合わせて提供してくれます。
初夏に訪れた時の刺し盛(2人前)
年末に訪れた時の刺し盛(3人前)

日本酒メニュー

筆者のイチオシは「吉田蔵u」

私がみなとに来たら絶対に頼んでいる銘柄は、株式会社吉田酒造店の「吉田蔵u」。フレッシュなお酒で舌にちょっと(ほんのり程度の)微炭酸を感じるピチピチなお酒…♪このさわやかな飲み口が口の中をスッキリとさせてくれるので、お料理をどんどん口に運んでしまいます…。次の一口を誘い続ける、そんなお酒です。
北陸の地酒が豊富に揃っています…!

カウンター席はスタッフとの距離が近いのがうれしい

同行者に「吉田蔵uが大好きなの!おいしいでしょ?おいしいでしょ?」と話していると、それを聞いてか聞かずか「吉田蔵uの別の銘柄もありますよ」とお声がけいただきました。なんだってー!?
どちらも吉田蔵uの貴醸酒!
貴醸酒とは、日本酒を仕込む際に水の代わりに日本酒を使用することで作られる甘口の日本酒のこと。「甘いのはちょっと~」という辛口派の方にも是非飲んでいただきたい!吉田蔵uシリーズの貴醸酒はどれも甘すぎず、とにかくフレッシュなんです!!訪れたタイミングではまだ右の赤いラベルの方は一般発売前だったのですが、酒造元の社長さんがみなとに持ってきてくれたんだとか…!発売前のちょっとした特別感がうれしい~っ!スタッフさんとのこんなやり取りができるのはカウンター席ならでは。

おつまみも美味しいのがそろっています!

濃いめおつまみでおすすめなのがかに味噌グラタン!下にパスタがあるので、1軒目にみなとを訪れる場合(がっつりご飯も食べたい時)におすすめです。
絶対頼んでいるかに味噌グラタン
ふぐの白子の昆布焼き
通常メニューだけでなく、ぜひ黒板メニューもチェックしてください♪炭火焼メニューがイチオシです。写真はふぐの白子の昆布焼き。昆布の旨みが白子にうつって最高~ッにおいしい!炭火で焼くと魚も野菜もなんでこんなに香ばしく・美味しくなるんでしょう…。
長芋の炭火焼(これも毎回頼んでいる気がする…)
旬の海鮮ネタも黒板メニューの方に記載されています。夏に訪れる場合、黒板メニューにあったら食べてほしいのは岩ガキと水茄子の刺身です。岩ガキは真ガキよりもサイズが大きいものが多く、1個でも食べ応えがあるのが特徴です。レモンをしぼってさっぱりどうぞ!
岩ガキ
水茄子の刺身

季節限定ネタもはずせない…!香箱の酔っ払い蟹

その名の通り…ズワイガニのメスである「香箱蟹(こうばこがに)」を生の状態で、日本酒&その他調味料に漬け込み、蟹さんを酔っぱらわせるようにして作られる料理です。うまみたっぷりのおつまみなのでチビチビ少しずつ口に運びながら日本酒をぐいぐい。食べている側も酔っ払いになってしまう魅惑のおつまみですが、香箱蟹の漁期は毎年12月末で終了してしまうため、11月のかに漁解禁から2か月弱しか楽しめない期間限定グルメなのです。
香箱の酔っ払い蟹

飲み比べを楽しみたいなら、利き酒セットもおすすめ

とにかくいろんなお酒を少しずつ味わってみたい!そんな方におすすめなのが、「がんこな〜20酒セット」です。20種類のお酒を飲み比べできます。飲む順番は手前から奥に!ただそれだけ。あとはご自由に…!複数人でシェアされる方もいました。ちなみに、メニュー名の「がんこな~」ですが、頑固とはまた違ったニュアンスがあります。金沢弁では「がんこ」=「すごい」という意味で使われることが多いです。
これで4合分!

日本酒に合うチーズ

日本酒には和食、ワインにはチーズというイメージですが、日本酒に合うチーズもあるんですよ…。私のイチオシは、写真真ん中の「ふぐの子クリームチーズ」。ふぐの子とは、ふぐの卵巣のことを言います。石川県にはふぐの卵巣をぬか漬けにした郷土料理があるのです。
真ん中のふぐの子クリームチーズにドはまり中

ふぐの卵巣の無毒化ができるのは石川県だけ!

皆様もご存じの通り、ふぐには毒があり、特に「肝臓」と「卵巣」に潜んでいます。その為「身」以外は食用禁止なのです。では、「なぜ毒があるのに、ふぐの卵巣の糠漬を食べられる」のか。ふぐの毒であるテトロドトキシンが塩漬けと糠漬けによって外に流れ出ているという説や、醗酵の過程で微生物によって分解され毒が消えるという説がありますが…。実は現代でもなぜ毒が消えるのかは詳しくは解明されていません。よって、ふぐの子は製法を継承された通りに、昔から変えずに製造されています。石川県にきたらぜひ味わっていただきたい珍味です。


細かなサービスと気遣いが心地よい…

筆者はみなとのふぐの子クリームチーズが大好き。「これだけお代わりしたいのですが…」と厚かましいお願いをしても快く「いいですよ!」と言っていただけて感動…。みなとはスタッフさんが皆さん優しくて、例えば4人でカウンター席でご飯を食べているときは「だし巻き卵、小皿に4等分に取り分けた状態でお持ちしましょうか?」など痒い所に手が届くというか、ちょっとしたやさしさが沁みるのです。

金沢に来たらぜひ

料理良し!地酒のラインナップ良し!サービス良し!な編集部イチオシのお店「酒と食遊人みなと」。金沢旅行の際はぜひお立ち寄りください♪

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