紅葉とローカル線が融合!宮城【鳴子峡】の絶景を見に行こう!

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鳴子峡(秋)①
宮城県JR鳴子温泉駅からタクシーやバスで約15分ほどのところにある、鳴子峡。秋は紅葉の名所として多くの観光客で賑わう人気の観光スポットです。近隣には、5か所の温泉地からなる鳴子温泉郷もあり、自然と温泉の力で癒されること間違いなし!今回は、紅葉シーズンにおすすめの散策コースやキノコをたっぷり使ったお食事処もある、魅力たっぷりな鳴子温泉郷をご紹介します。

秋はベストシーズン!混雑必須でも行く価値あり

鳴子峡は大谷川が刻んだ深さ100mにおよぶ大峡谷で栗駒国定公園に属しています。深緑、紅葉、雪景色と四季を通じ変化に富んだ景観を楽しむことができますが、特に秋は、紅葉を楽しむ観光客で多くの賑わいを見せます。紅葉の見ごろは例年10月中旬~11月上旬で、特に週末は11時~15時の間で長時間の渋滞が発生するほど混雑しますので、時間をずらすか平日に訪れるのが良さそうです。
鳴子峡(秋)②

上から見る?下から見る?陸羽東線との融合

鳴子峡の絶景は、「上から」と「下から」の2方向で違った絶景を望むことができます。「上から」とは、大深沢橋から下に広がる紅葉とJR陸羽東線の融合した景色を見ること。そして、「下から」とは、JR陸羽東線中山平温泉駅からJR鳴子温泉駅を乗車をしながら、大深沢橋と紅葉の融合した景色を見ること。陸羽東線の列車と合わせての撮影をするなら時刻表を前もって確認していくのがベストです。陸羽東線は紅葉の時季に合わせて減速運転を行っています。

※2024年7月の大雨の影響で鳴子温泉~新庄駅間の上下線で当面の間、運転を見合わせており、代行バスの運転を行っています。代行バスの時刻は、JR東日本ホームページ運行情報のお知らせ欄からご覧いただけます。事前にご自身でチェックしてください。
大深沢橋から眺めた陸羽東線※2023年撮影

鳴子峡をたのしむ2つの遊歩道

鳴子峡には「鳴子峡遊歩道」と「大深沢遊歩道」の2つの遊歩道がありそれぞれ違った散策を楽しむことができます。鳴子峡遊歩道中山平口は鳴子峡レストハウスから片道約350m(折り返し)・鳴子峡遊歩道鳴子口は大谷橋から片道約230m(折り返し)となり、アップダウンのある歩道からは渓流と岩石とのコントラストが作り出す光景をみることができます。

大深沢遊歩道は鳴子峡レストハウスを基点に一周2.2kmで約60分、アップダウンも少ない初心者でも安心できるコースです。どちらも違った景色を見ることができるのも魅力ですね。
遊歩道
大深沢遊歩道

鳴子峡レストハウス名物キノコ汁を食べてみよう

鳴子峡レストハウスの奥にある見晴台も、JR陸羽東線が走る線路を真上から見下ろすことができる展望スポットとして人気があります。(現在、JR陸羽東線は2024年7月の大雨の影響で鳴子温泉~新庄駅間の上下線で当面の間、運転を見合わせております。)
鳴子峡レストハウスキノコ汁
レストハウスには名物として知られるキノコ汁があります。紅葉時期だけの限定販売で、行列ができる人気のメニュー。量もたっぷり、旬のキノコを使った汁は絶品そのもの。絶景を観ながら召し上がってくださいね。
キノコ汁

鳴子温泉郷で癒されよう

鳴子峡の近くには川渡、東鳴子、鳴子、中山平、鬼首の5か所の温泉地「鳴子温泉郷」があります。1000年を超える歴史をもち、古くから多くの人々を魅了しています。それぞれに個性豊かな街並みや風呂を備えており、比較しながら巡ってみるのも楽しみの一つです。

鳴子温泉

温泉郷の中心部。古くから“奥州三名湯”の一つに数えられています。5ヶ所の温泉地で最も大きく、近代的な宿泊施設や食事処、土産物店が賑やかな街並みを形成しています。「滝の湯」「鳴子早稲田桟敷湯」という2つの共同浴場は温泉街の“顔”です。
鳴子温泉①
鳴子温泉②

東鳴子温泉

古くから湯治場として親しまれ、江戸時代には仙台藩主伊達家専用の「御殿湯」がありました。全長およそ300mのこぢんまりとした温泉街は昔懐かしい雰囲気。歴史を感じさせる10軒の湯治旅館と商店などが軒を連ねています。
東鳴子温泉①
東鳴子温泉②

川渡温泉(かわたび)

温泉郷の入口、江合川(荒雄川)沿いの温泉地。温泉郷の中でも最も古く開湯したとされています。「脚気川渡」とうたわれ、その優れた効能は京都の地にまで広がったとか。木造りの宿が建つ心温まる街並みが郷愁を誘います。
河川敷の菜の花畑
川渡温泉

中山平温泉

のどかな山間にあり、大谷川に沿って湯けむりをあげる自然豊かな温泉地。とろりとした肌ざわりの硫黄泉は“うなぎ湯”と呼ばれ、美肌の湯として人気です。温泉郷の中でも最も湯量が豊富な温泉地です。
中山平温泉①
中山平温泉駅②

鬼首温泉

栗駒国定公園の中にあり、「弁天」「雲竜」という2つの間けつ泉で有名な温泉地。轟・吹上などの一軒宿温泉を含めて鬼首温泉郷と呼ばれています。 高原リゾートやアウトドアスポーツの拠点としても高い人気を誇っています。
鬼首温泉
オニコウベスキー場

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