移動も楽しむ!旅を彩る列車「リゾートしらかみ」~列車紹介~【鉄旅オンライン】

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写真提供 JR東日本
【お知らせ】2022年8月に発生した大雨の影響で一部区間で運休が発生しています。詳しくはJR東日本HPをご覧ください。(2022/8/29追記)
JR東日本HP(東北エリア運行情報)
リゾートしらかみってどんな列車?五能線てどこ?という方は、まずこちらの記事をご覧ください。
今回はリゾートしらかみを存分に満喫するために、事前に知っておくべき情報盛りだくさんでお届けします!五能線の旅を楽しむ際の参考にしてみてください。

指定席を買う際は海側A席を!オーシャンビューが待ってます!

リゾートしらかみの座席は、通常の2名掛け座席リクライニングシートのほか、簡易個室のボックス席があり人数に応じて楽しい車内空間を演出してくれます。各座席の窓が大きく作られている他、オープンな運転席後方には展望室があり表情豊かな風景をいろいろな角度から楽しむことができるのがリゾートしらかみならでは!リゾートしらかみは全車指定席のため、自由席が無いので予め指定席券(日にちに応じ330円又は530円)を購入する必要があり、前もってみどりの窓口や指定席券売機で購入しておきましょう。その際は何といっても日本海を真横に眺められるA席をお求めください。また、ボックス席の場合ならA席D席で買われれば海側の景色を楽しむことができます。
そして五能線旅行のお供には、五能線フリーキップが安くて便利です。2日間有効なうえ、平日・日曜関係なく購入・利用可能で前売りなどの条件もありません。

~五能線の列車紹介~どれに乗りたい?みんな乗りたい!

くまげら編成

写真提供 JR東日本

本州では主に白神山地に生息するキツツキの仲間のクマゲラと、日本海の夕日をイメージしたくまげら編成。登場は2006年と現在のリゾートしらかみでは最古参。旧型列車を改造した車両で、所々で昔ながらの雰囲気が残っています。クマゲラはブナ林の豊かさの象徴で野鳥ファンからは憧れの的として知られています。

写真提供 JR東日本

くまげら編成の簡易個室のセミコンパートメント。4人で旅行をする場合はこちらがおすすめです。料金は人数分の指定席料金でOK!1人でも利用可能ですが、他人と一緒になり相部屋のような雰囲気になることがあるのでその点は覚悟が必要です。

くまげら編成のエンブレム。親鳥がヒナに餌を与える様子が描かれていてほほえましさを感じられます。

ブナ編成

写真提供 JR東日本

ブナ林をイメージし木洩れ日を感じさせる側面のブナ編成は、リゾートしらかみで使われる車両の中では最新のものです。りんご畑の中を走るとき、木々の緑との調和や、赤くなったりんごの実との調和が美しく映ります。なお、ブナは大間越~陸奥柳田の約50キロ続く深浦町の町の木に指定されています。

ブナ編成の普通車指定席
写真提供 JR東日本
ブナ編成のボックスシート
写真提供 JR東日本
普通車は座席のリクライニングする度合い、前の座席との間隔が非常にゆったりと造られていてグリーン車なのか?と思わせ、特急の普通車や、普通列車のグリーン車の座り心地をはるかに凌駕します。ぜひ、この座席の上質さを体感してください。
ボックス席、普通車ともに暖色系にまとめられたシートは、東北の夏祭りをイメージ。眺望性に長け、開放感のある空間です。
写真提供 JR東日本

展望スペースにはブナの木を模したオブジェが配置されています。他にも、車内外にはブナをイメージしたペイントが散りばめられていて、車内散策も楽しめます。

青池編成

写真提供 JR東日本

日本海の水平線と、十二湖駅からバスで足を伸ばせる青池をイメージした青池編成。日本海と青空、シルバーの車体が美しく映えます。

写真提供 JR東日本

青池編成での運転席横にある展望スペース。人気があるので、ぜひ譲り合って気持ちの良い旅の時間を過ごして下さいね。

プチ情報 ~五能線列車の今昔~

現在の普通列車
写真提供 東能代保線技術センター
2021年3月まで約40年五能線で活躍したキハ40形
写真提供 JR東日本
現在五能線を走る列車は2020年にデビューしたばかりの新型。日本海の水平線をイメージした青と白のグラデーションが配されています。それと入れ替わる形となったのがキハ40系と言う車両です。通勤・通学など沿線住民の足として親しまれ活躍していました。派手さはなくとも昔ながらの重厚な造りと力強いエンジンの音に魅了されたファンも多くいました。リゾートしらかみの洗練された車両や五能線の景色を楽しむとき、キハ40形という長年この地を走り、地元民や鉄道ファンに愛された車両が有ったことを思い返してみて下さい。

あなたの気になる列車は…?

リゾートしらかみを中心に、五能線を走る列車を紹介してまいりました。気になる列車は見つかりましたか?百聞は一見に如かず!ぜひ、実際に乗車してその魅力を体感してください。列車旅だからこそ楽しめる車窓もたくさんのおすすめが…!今後も継続して列車旅の魅力をお届けしていきます。乞うご期待!
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本文は2021年7月現在の情報を元に作成しております。
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