移動も楽しむ！旅を彩る列車「リゾートしらかみ」～列車紹介～【鉄旅オンライン】

本州では主に白神山地に生息するキツツキの仲間のクマゲラと、日本海の夕日をイメージしたくまげら編成。登場は2006年と現在のリゾートしらかみでは最古参。旧型列車を改造した車両で、所々で昔ながらの雰囲気が残っています。クマゲラはブナ林の豊かさの象徴で野鳥ファンからは憧れの的として知られています。

くまげら編成の簡易個室のセミコンパートメント。4人で旅行をする場合はこちらがおすすめです。料金は人数分の指定席料金でOK！1人でも利用可能ですが、他人と一緒になり相部屋のような雰囲気になることがあるのでその点は覚悟が必要です。

くまげら編成のエンブレム。親鳥がヒナに餌を与える様子が描かれていてほほえましさを感じられます。

ブナ林をイメージし木洩れ日を感じさせる側面のブナ編成は、リゾートしらかみで使われる車両の中では最新のものです。りんご畑の中を走るとき、木々の緑との調和や、赤くなったりんごの実との調和が美しく映ります。なお、ブナは大間越～陸奥柳田の約50キロ続く深浦町の町の木に指定されています。

展望スペースにはブナの木を模したオブジェが配置されています。他にも、車内外にはブナをイメージしたペイントが散りばめられていて、車内散策も楽しめます。

日本海の水平線と、十二湖駅からバスで足を伸ばせる青池をイメージした青池編成。日本海と青空、シルバーの車体が美しく映えます。

青池編成での運転席横にある展望スペース。人気があるので、ぜひ譲り合って気持ちの良い旅の時間を過ごして下さいね。