【青森ねぶた祭】連載企画「竹浪比呂央ねぶた研究所」に密着します!②

  • 青森
  • 特集
竹浪比呂央(たけなみひろお)さん
東北を代表するお祭りのひとつである「青森ねぶた祭」。
新型コロナウイルスの影響で2020年から2年連続の中止となり、多くのファンが復活を待ち望んでいましたが、ついに今年3年ぶりとなる開催が決定しました!

*andtrip.では、青森ねぶた祭の開催に向け特別企画がスタートします。
前回の記事をチェックしていない人はこちらをチェック!

竹浪比呂央ねぶた研究所って?

青森市の「青森県観光物産館アスパム」のほど近くに拠点を構える「竹浪比呂央ねぶた研究所」。
一年中創作活動ができる環境づくりと、後継者の育成を目的に、2010年1月ねぶた作家の竹浪比呂央氏が設立しました。
大型ねぶたの制作を大きな柱に、ねぶたの歴史に関わる資料の保存・管理、ねぶた関連商品の企画・販売、講演・出版等を行っています。
また、ねぶた技法を用いたオブジェ制作等、紙と灯りの造形としての新たな可能性を拡充し発表を続けています。

竹浪比呂央さんを紹介!

竹浪比呂央(たけなみひろお)さん

「JRねぶた実行プロジェクト」のねぶた制作でもおなじみの竹浪比呂央さんは、1959年青森県西津軽郡木造町(現つがる市)生まれ。
1989年に初の大型ねぶたを制作して以来、ねぶた大賞、第30回NHK東北放送文化賞はじめ受賞多数。
また、東京ドームをはじめブダペスト、ロサンゼルスなど国内外で出陣ねぶたを制作。
青森ねぶたの創作と研究を主としながら、「紙と灯りの造形」 としてのねぶたの新たな可能性を追求し続けています。

主な制作実績

椎名林檎『長く短い祭/神様、仏様』CDジャケット

1989年 大型ねぶた制作デビュー、以後毎年制作
1996年 ハンガリー建国1100年祭出陣ねぶた、ブダペストにて制作
1998年 活彩あおもり大祭典、東京ドーム出陣ねぶた制作
2005年 第13回 あおぎん賞受賞
2007年 アメリカロサンゼルス二世ウィーク出陣ねぶた現地制作
2010年 竹浪比呂央ねぶた研究所 設立
2012年 第30回 NHK東北放送文化賞 受賞
2015年 椎名林檎『長く短い祭/神様、仏様』、CDジャケット「大間の天妃神 千里眼と哪吒」使用協力、アメリカロサンゼルス二世ウィーク出陣ねぶた制作
2016年 青森県佐井村へ「箭根森八幡」中型ねぶた制作
2017年 ホテル雅叙園東京「和のあかり×百段階段」展示オブジェ
「相馬太郎良門 妖術を修る」制作、アメリカロサンゼルス二世ウィーク出陣ねぶた現地制作
2019年 星野リゾート 青森屋 客室「青森ねぶたの間」内装監修・オブジェ制作
2020年 東京駅 スクエアゼロ 吊りねぶた「風神雷神」制作、ねぶた祭中止決定後、疫病退散を願い「鍾馗」を100日連続描き、instagramへ投稿。クラウドファンディングを活用し、100枚の鍾馗で六曲一双の屏風「鍾馗百図」制作。青森県立美術館にて展示、発表
2021年 竹浪比呂央 初の画集「鍾馗百図」刊行

いよいよねぶたの制作場面に迫ります!

今回は竹浪比呂央さんと竹浪比呂央ねぶた研究所の紹介をいたしました。
次回は、いよいよ実際の制作の様子に迫ります!
2022年の青森ねぶた祭の開催まで残すところ数か月。
次回の投稿もぜひお見逃しなく、ご覧ください。
竹浪比呂央ねぶた研究所公式サイトはこちら

色付け前の貴重な「白ねぶた」の見学ツアーに参加しませんか?

3年ぶりに開催が決定した「ねぶた祭り」の新作をイチ早く見学!
通常は公開していない色付け前の「白ねぶた」をねぶた師竹浪比呂央先生の解説付きで特別にお楽しみいただけます。
さらに、鶴田町出身の元ミスねぶたが「津軽」エリアを、十和田市出身の元ミスとわだが「十和田・奥入瀬」エリアを、地元民ならではの視点でご案内します。
またとない機会ですので、ぜひご参加ください。
詳しくは「日本の旅、鉄道の旅」のホームページをご覧ください。

ツアーの詳細はこちら
写真・情報提供:竹浪比呂央ねぶた研究所
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事
関連記事