【イベントレポート】盛岡の老舗「そば処 東家」本店の引越し大作戦

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本店から仮店舗まで運ぶお椀と、参加者にプレゼントされたステッカー

ミッションは「お椀運び」!?

老舗の風格漂う店構え。店内に飾られたたくさんのサイン色紙。大粒のコショウが効いたカツ丼。軽やかにお椀が積み重なる音とハイ!ジャン!ジャン!の掛け声。
みなさんは「東家」本店にどんな思い出がありますか?
盛岡市中ノ橋通の本店は改装のため現在閉店中。コロナ対策を講じ、より安心して食事が楽しめるお店になるとのこと。(改装工事は年内終了予定)
その間、大通りの仮店舗で営業することになりました。
今回のイベントは本店から仮店舗までの約800メートル、みんなで力を合わせてお椀を運ぼうというもの。
わんこそば界の風雲児・馬場暁彦社長の閃きで生まれた前代未聞の「引越し大作戦」。その結末や如何に!
引越しサポーター募集動画※イベント、募集ともに終了しております。

同志、東家本店に集結!

サポーターは子どもから大人まで約150人

東家本店(中ノ橋通)の一時閉店を悲しむかのように、この日は朝から生憎の雨。
予定通り決行されるのか一抹の不安を抱えながら、集合場所である本店前に向かいます。
すると店舗前から隣接する駐車場まで、すでに受付を待つ大勢のサポーターの姿が!
雨と肌寒さを忘れさせるほどの、高揚感と熱気が溢れる空間となっていました。
受付を済ませ、お椀が5つセットされたお盆を受け取ります。

いざ、大通り!

のぼりと太鼓に先導され、さながら大名行列のよう

あらかじめ振り分けられたグループごとに本店前で記念撮影を終え、いよいよ出発です。
道行く方々が「がんばって」「落とさないように気を付けて」などと声を掛けてくださいます。

岩手銀行赤レンガ館前

一時晴れ間が見えた空からは再び大粒の雨が…。片手にお盆、片手に傘。まさに猫の手も借りたい状態。
そんな中、子どもたちも丁寧にお椀を運びます。

大通り入口

中ノ橋、桜山神社前を通過し、大通りの入口であるサンビル前まで来ました。800メートルの半分あたりでしょうか。雨も弱まってきました。仮店舗まであと少し!

そばっち(岩手のご当地キャラ「わんこきょうだい」のメインキャラクター)もお出迎え

あっ!紺地に白の「東家」の文字が見えてきました!ついに仮店舗に到着です!
店員さんにお椀を引き渡し、無事に役目を果たすことができました。
後ろのグループの皆さんも続々と到着。その表情はマスク越しでも分かるほど晴れやかで、達成感に満ちていました。
全員が到着する頃には先ほどまでの雨が嘘のように日が差し、引越し大作戦の成功を祝福してくれているようでした。

最後のお楽しみは…

上から時計回りに わらびそば、祝いそば(紅白ひき菜)、そば三色巻、唐揚げそば、山菜天ぷらそば(こしあぶら)
引越しの後に食べるものと言えば…そう!引越しそば!
持ち帰り用も用意されていましたが、仮店舗での食事を希望したサポーターには豪華なおそばが振舞われました。
相席になった方と「美味しそう!」「こんなに豪華なおそばが食べられるなんて!」と感激しあいながらいただきます。
おそばの香り、素材の味を一つ一つ味わいながらつゆをごくり。優しく身体に沁み渡ります。
「ごちそうさまでした」「お疲れ様でした」と挨拶を交わし、お腹も心も満たされてお店を後にしました。

茹でたてのそばをおいしく、たくさん食べていただこうというおもてなしの心から生まれたわんこそば。
今回のイベントも関わった全ての人に「楽しんでもらおう」「喜んでもらおう」というおもてなしの心に溢れていました。

わんこそば食べたいな、と思ったあなた。ぜひ東家へ。
すぐ行けないな、というあなた。来る日のために動画でイメージトレーニングはいかがでしょうか。

※画像はすべてイメージです。
What a Wonderful Wankosoba music by ショピン
東家HPはこちら
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