岩手県大槌町【赤武酒造】の6代目古舘氏にインタビュー 新しい日本酒の未来を創りだす若者たち 

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日本酒特集第五回目は、創業明治29年、岩手県大槌町から創業100年以上続く老舗の蔵元赤武酒造をご紹介。岩手県産の酒米をメインに作られた日本酒は、フレッシュで綺麗な甘みと香りがあり、若い世代にも楽しんで飲める日本酒となっています。今回は赤武酒造の魅力に迫ります!

若き6代目古舘龍之介氏にインタビュー!

Q.赤武酒造とは・・・

A.創業明治29年。岩手県大槌町から創業100年以上続く老舗の蔵元です。2013年に岩手県盛岡市内に新蔵を新設し、若き6代目を中心に「赤武酒造の新しい歴史を創る」の合言葉で集まった若者たちが、時代に合う酒造りを理解し、妥協なく、岩手から情熱と愛情と根性で醸す酒「AKABU」を造りあげています。

新しい時代に受け継がれていく日本酒を目指して、日々進化する酒造りを行っております。昨年よりも今年、常に上を目指した日本酒を皆さまにお届けできるよう精進して参ります。

Q.どのような想いで日々お酒造りを行っていますか?

A.南部杜氏伝統の技と新しい時代の技術を融合し、常に酒質の向上を目指して赤武流の酒造りを行っています。酒造りは丁寧で繊細な技術とセンスで醸されており、若い世代にも日本酒を楽しんで飲めるよう、フレッシュで綺麗な甘みと香りがあるお酒を目標に、五感を研ぎ澄ませながら最高の一滴を醸します。

お酒をきれいに醸すには衛生管理が欠かせません。蔵を常にクリーンに保ち、雑味が出ないよう徹底した衛生管理で丁寧に醸しています。瓶に詰めた後もしっかりと温度管理した冷蔵庫に保管し、低温で貯蔵することで一番美味しい状態をキープ。最高の状態を皆様にお楽しみいただくため、どの工程にも妥協はありません。

Q.代表的なお酒を教えてください!

A.若手が手に取ってくれるお酒をテーマに、圧倒的なフレッシュさで米の旨味を感じる綺麗な上品のある味わいに仕上げております。その中でも赤武のスタンダードと言える「AKABU 純米酒」。地元岩手県産米を60%まで磨き、超低温発酵でゆっくりと醸しました。米の旨味を多く含んだジューシーさがあり、透き通るような純粋な味わいに仕上げています。

そしてフレッシュさを表現した「AKABU 純米吟醸」。清涼感のフルーティーな吟醸香と芳醇旨口の豊かな味わいを絶妙なバランスで造り上げました。

Q.人気の日本酒「AKABU極上ノ斬」はどのようなお酒ですか?

A.全ての商品に対して同じ、ハイクオリティーで妥協のない酒造りを行っております。その中でも「AKABU極上ノ斬」は、岩手最高級酒米「結の香」を三割五分まで磨き、その名にふさわしい心地よい旨味と切れ味を表現した純米大吟醸です。

上品な吟醸香に優しい柔らかな甘みから、とろりと蜜のように溶け出す濃厚な旨味が広がり、余韻には極上なキレの良い飲み口がフレッシュ感を生み出します。
冷酒(-5~5℃)で薄口のグラスに注ぎ、香りと味わいをお楽しみください。

私たちが皆様にお届けしたい味わいにより近い状態で口に含んで頂きたいため冷蔵庫にて保管、製造年月より3ヶ月以内に飲んで頂くことを推奨いたします。

※残念ながら人気商品のため完売となっております。
次回11月発売予定です。

ご購入頂く方へのメッセージ

AKABUを通じて日本酒を飲むきっかけになれたら幸いです。初めてお酒を飲む方や日本酒を飲んだことのない方との出会いづくり、そして日本酒を好きなになっていただきたいです。若い世代で造っているからこそ同じ世代の方々に飲んでいただき、日本酒の楽しさを感じていただければ嬉しいです。

赤武酒造は常に新しい挑戦を試みています。時代によって感じ方や考え方は変わってきます。日本酒もそうであると思うからです。これからもさまざまなことに目を向けて、未来を創り出すために新しいことに挑戦していきます。

インタビューを終えて・・・

22歳の若さで杜氏となり、8年目を迎えた古舘氏。。20代~30代を中心とした若い世代の蔵人たちと伝統の技術を取り入れながら新しいことに挑戦しています。来月発売になる新商品のスパークリングもそのひとつです。「お客さまが手に取った時に一番おいしいものをお届けする・・・それが日本酒造りのゴールです」という古舘さまの言葉が印象的でした。社内でデザインされたという目を引くボトルにも注目!!はせがわ酒店でも赤武酒造の様々な日本酒を取り揃えているので、ぜひお立ち寄りください!

※画像はすべてイメージです。
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