世界の蝶・絵画・伝統こけしが揃うアートの世界 仙台【カメイ美術館】

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蝶の翅で宇宙をイメージした作品『宇宙賛歌』

アートの世界「カメイ美術館」とは

カメイ美術館(外観)
カメイ美術館は仙台駅より徒歩圏内にあり、文化や芸術振興に寄与して地域に貢献することを目的としたカメイ社会教育振興財団が運営する博物館です。
仙台を拠点とする総合商社カメイの創業90周年を記念して設立された財団法人カメイ社会教育振興財団の事業の一環として、生涯学習と社会教育の振興を目的に1994年(平成6年)9月にカメイ五橋ビルの6階と7階部分にカメイ記念展示館(旧名称)を開館しました。
主な展示物はカメイから寄贈・寄託された絵画や彫刻作品で、他に財団設立代表者故亀井文蔵の蝶コレクションやカメイ社会教育振興財団理事の亀井昭伍のこけしコレクションの一部が展示されています。

~カメイ美術館の展示物をご紹介~

カメイ美術館では「絵画・彫刻」「世界の蝶」「伝統こけし」といった3つの展示物があり、約14000頭の世界各地の蝶や戦前の古作こけしを中心とした伝統こけし、国内外の近現代の具象画を中心とした絵画が収蔵・展示されています。

★絵画の展示★

絵画展示室

7階にある「絵画展示室」にはカメイが長年にわたって収集してきた絵画や彫刻作品が寄贈・寄託され展示されています。
浅井忠(あさい ちゅう)・安井曾太郎(やすい そうたろう)・藤田嗣治(ふじた つぐはる)といった画家の日本の近現代の具象絵画を中心に、洋画や日本画、水墨画、彫刻などが展示されています。

★蝶の展示★

蝶展示室

6階にある「蝶展示室」には16万頭を超える亀井文蔵の蝶コレクションの内、約4000種14000頭が展示されており、標本が世界で3頭しか存在しないメスの「アロッティトリバネアゲハ」も日本で唯一収蔵・展示されていて、カメイ美術館以外ではあまり見ることのできない珍しい蝶や雌雄型の蝶なども見ることができます。
特に駅たびコンシェルジュ仙台のおすすめは、100種類以上の蝶の翅(はね)を使用して作られた『宇宙賛歌』です。パッと目を引く幻想的な雰囲気に引き込まれます。是非ご覧下さい。
顕微鏡で6種類の蝶の翅の鱗粉(りんぷん)を観察できるコーナーも設置しています。
※顕微鏡のコーナーは現在休止しています。開催状況はカメイ美術館公式ホームページでご確認ください。

★こけしの展示★

こけし展示室

同じく6階にある「こけし展示室」では亀井昭伍が戦前の有名工人の古作こけしを中心に収集したこけしコレクションの一部が展示されている他に、こけしの絵付け体験も催されています。
※こけしの絵付け体験は現在休止しています。開催状況はカメイ美術館公式ホームページでご確認ください。

魅力いっぱい!アートの世界へ

仙台駅から徒歩で行けるアートの世界【カメイ美術館】
企画展や特別展も開催しており、自然やアート・東北の伝統工芸品に触れて学ぶことができ、子供から大人まで誰もが楽しめる美術館で家族連れやカップル・女子旅にもおススメです!見学した後は自然と話もはずみますよ。ぜひ足を運んでみてください。
カメイ美術館ホームページ
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