青森県下北半島東側中心に自然とグルメを楽しむ1泊2日モデルコース【本州最北で最高探しの旅】

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青森県下北半島東側中心 自然と各地自慢の名産グルメを楽しむモデルコースをご紹介

むつ市・東通村・横浜町

青森県本州最北端の陸奥湾沿線エリアには海沿いの絶景や、海鮮をはじめ美味しい食べ物が数多くあります。
本州最北で自分だけの「最高」と感じる陸奥湾沿線の魅力を探す旅を「本州最北で最高探しの旅」として紹介中!
今回はよく知られている名所もこれから注目のエリアも含めて1泊2日のモデルコースを計4コースをご紹介します。
モデルコースはできる限り電車やバスの公共交通機関を使い、レンタカーの運転が不安な方でも参考になるコースとなっていますよ。(※一部タクシーを利用します)

2コース目のこの記事では青森県の東側に位置する下北半島の中でもさらに東側エリアを中心に巡るモデルコースをご紹介。海、山、川と自然を満喫できるエリアと各地の名産品を使ったグルメで青森らしさを満喫できるコースです。

下北半島の東側エリア中心1泊2日モデルコース(むつ市・東通村・横浜町)

下北半島の東側エリア中心1泊2日モデルコース

10:50 駅舎が可愛い陸奥横浜駅到着

陸奥横浜駅の構内
菜の花カラーの外壁が見れる場所発見!
列車に乗って着いたのはJR大湊線の陸奥横浜駅。菜の花で有名な横浜町に合わせて外壁が菜の花カラーになっているのが可愛い!取材時は残念ながら改良工事中でしたが、黄色と赤色のベンチがレトロ感があって可愛く、思わず写真を撮りたくなったので色々散策!

小ぢんまりとした可愛い無人駅のこちらでは、ホームに降りたらこれまたレトロな大湊線の車両と写真撮影もいいかも。旅情感漂う写真が撮れますよ。

11:00 道の駅よこはまで菜の花を満喫!

菜花ソフトと菜の花ドーナツは色も可愛い
この日はメンチカツバーガー売り切れ…
道の駅よこはまには菜の花やなばなを加工したスイーツや加工品、特産品などを販売している物産館「菜の花プラザ」や、横浜町で獲れたほたてを使ったほたて丼やミックスフライ定食を提供しているレストラン「鮮菜」などがあります。
「菜の花プラザ」で人気の「菜花(なばな)ソフトクリーム」と「菜の花ドーナツ」は、横浜町にきたら是非押さえておきたい!
どちらも上品な甘みを感じる優しい味です。

菜の花やなばなの加工品は、ほかにも菜の花メロンパン、菜種入り天ぷらせんべい、菜の花クッキーなど盛りだくさん。菜の花の可能性を感じます。お持ち帰りができる人気のホタテの唐揚げやおにぎり、地元産の豚を使ったメンチカツバーガーなどもあるので、お気に入りのお土産を見つけてくださいね♪

道の駅よこはま情報

開館日
4月1日~12月30日 無休(大晦日12月31日と、元旦1月1日は定休日)
1月2日~ 3月31日 毎週火曜日定休日(火曜日が祭日の場合は翌水曜日が定休日)

物産館「菜の花プラザ」営業時間
4月1日~10月31日 8:30~18:00
11月1日~ 3月31日 9:00〜17:30

レストラン「鮮菜」営業時間
4月1日~10月31日 11:00~17:00(ラストオーダー:16:30)
11月1日~ 3月31日 11:00〜15:00(ラストオーダー:14:30)

12:10 横浜八幡神社で癒しの時間を

灯篭に明かりがともり、優しい雰囲気の参道
天井に描かれた迫力ある龍神様
横浜町は菜の花が有名ですが、菜の花が咲いている時期以外でもおすすめのスポットをご紹介します。

道の駅よこはまから北方向に向かって2km位先にあるのは横浜八幡神社。平安時代に源氏により鎮座された神社です。本殿までの参道は空気が変わったような涼やかさと厳かさを感じます。また拝殿の中でお参りできるようになっているのも、嬉しいポイント。
拝殿の天井に描かれた龍神様は迫力がありつつも繊細。
この龍神様の下で願いやお伺い事を思いながら柏手を打つと、願い事が叶う時は音が響き渡るのだとか。

拝殿の中にはなんと無料でいただける「御守」とお清めの「御塩」があって、お心遣いを感じます。おみくじや絵馬も拝殿内にあって、今回の旅の成功を祈っておみくじを引いたところ、なんと大吉!
あたたかい歓迎の雰囲気と神聖な雰囲気の両方を併せ持つ、また訪問したくなるとても素敵な神社でした。
参拝後、御守と御塩をいただきました

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14:20 奥薬研修景公園レストハウス

海峡サーモン丼
目の前に渓流が流れる露天風呂
電車とタクシーを乗り継いで到着したのはヒバの森の中にある奥薬研修景公園レストハウス。
森林に囲まれたログハウスが目印で、レストハウス、レストラン、売店、温泉、足湯と薬研渓流を散策する際にはぜひ立ち寄っていただきたい場所。

特に注目はレストランで提供される大畑の名物「海峡サーモン」を使った丼ぶり。「海峡サーモン」とは津軽海峡の荒波の中で養殖された大型のニジマス(ドナルドソンニジマス)です。身がしっかりしていて食べ応えがあり、旨味も詰まっています。この海峡サーモン丼なら海峡サーモンの美味しさをダイレクトに楽しむことができます。

そしてもう一つ注目は渓流沿いにある露天風呂「夫婦かっぱの湯」。内湯やシャワーはないのですが、目の前の川のせせらぎと森の静けさを感じながらゆっくり温泉に浸かることができます。緑生い茂る季節も紅葉の時期も目の前に広がる景色に思わず時が経つのを忘れて長湯してしまいそう。
また、近くには大怪我をしたときにかっぱが現れ、気づくと露天風呂に入れられて怪我が治ったというかっぱ伝説が残る「元祖かっぱの湯」もあります。温泉を入り比べても良いですね♪

奥薬研修景公園レストハウス情報

営業時間
4月1日~4月30日 9:00~17:00
5月1日~8月31日 9:00~18:00
9月1日~10月31日 9:00~17:00
11月1日~3月31日 10:00~17:00
休業日
12月29日~1月3日・11月~4月の毎週火曜日

17:45 夕食は青森県の郷土料理の「みそ貝焼き(みそかやき)」

みそ貝焼きの具材はお店によって違う!
夕飯はほたての貝殻の上で調理される下北半島の郷土料理「みそ貝焼き」をいただきます。津軽地方では「貝焼き味噌」とも呼ばれ青森県では江戸時代の頃から食べられているそうです。ほたての貝殻を器にして火にかけて作られる料理って、見た目的にも楽しいですよね。下北半島ではこの「みそ貝焼き」を家で作るために、My貝殻を持っている人も多いとか。

今回訪れたお店ではほたて貝の器に出汁と具材が入った状態で提供され、火をつけてもらい煮立ったら卵を溶き入れ、あとは好みのタイミングでいただくようになっていました。具材はほたて、エビといった魚介類、ネギなどの野菜、きのこ、豆腐と少しずついろいろな食材が食べられる満足度の高さ!出汁と具材の旨味を吸った卵も美味しいです。
入れる具材はお店によって違い、好みのお店を見つけるのも楽しいですよ。

19:30 宿泊は観光の拠点に便利なむつ市内のホテルに

ホテルユニサイトむつ 外観
宿泊はむつ市街地に位置する「ホテルユニサイトむつ」。下北駅からは車で約10分の距離、下北エリアのバス移動の拠点になるバス停「むつ」から徒歩5分という観光の拠点としても便利で、近くにみそ貝焼きやその他海鮮を楽しめるようなお店も多いエリアにあります。
朝食は和洋バイキングで、帆立入りで出汁が効いてる帆立ご飯など青森県ならではの料理や食材を楽しむことができます。料理の種類も多く、思わず食べ過ぎてしまいそう…今回は旅行中のメニューのバランス意識して野菜中心にしてみました!
ホテルユニサイトむつの朝食バイキング

10:00 今日は便利なぐるりんタクシーを利用

この日訪れる東通村はしもきたTABIあしすとの「ぐるりんタクシー」を利用します。下北半島エリアの観光や食事など、自分のプランに合わせて巡ってくれる便利な貸切タクシーです。
今回はむつ市内のホテルを出発し、各地を観光した後下北駅に戻ってくる予定。8時間、6時間、3時間とプランがある中、予定に合わせて6時間プランを利用します。乗降車場所や利用時間など詳しくは公式HPをご確認くださいね。ご利用の際は事前に予約が必要ですがWebでも予約可能ですよ♪
ぐるりんタクシーの詳細はこちらから

10:40 尻屋埼灯台と尻屋崎放牧場

潮風が気持ちいい尻屋埼灯台付近
遠くに馬がいるけど…
訪れたのは下北半島の中でも北東部に位置する東通村の尻屋崎!中でも尻屋埼灯台は全国でも16基しかない登れる灯台です。灯台付近は潮風を存分に感じられて気持ちよく、周りを眺めるとほぼ視界の先が海!このぐるっと海に囲まれている感覚が新鮮です♪

尻屋埼灯台に行くまでの道中には「寒立馬」がいる尻屋崎放牧場があります。寒立馬はずっしりとした印象があるたくましい体格で青森の厳しい冬にも耐えるそうです。
放牧場に到着すると、遠くに馬が二頭!このときは遠すぎて寒立馬の特徴はしっかりと見られなかったのですが、のんびりしている二頭の様子をみているだけで癒されました。

放牧場では寒立馬や他の動物などが柵の付近にいた場合でも、無理やり触ろうとせずそっと見守るのが良いそうです。
会えたらラッキー?な寒立馬を探してみてくださいね!

11:30 海峡食堂 善 で貴重な東通黒毛和牛を堪能

お店の大きな窓から海が一望できる!
東通黒毛和牛焼定食は自分で焼いて食べられます
ランチで訪れたのは「海峡食堂 善」。ここは新鮮な海鮮がたっぷり楽しめる定食や丼が有名で、美味しそうと横目にみつつ、ここで押さえたいのが東通村で育った東通黒毛和牛を使ったメニュー。この日は「東通黒毛和牛焼定食」と「東通黒毛和牛バラ焼定食」をいただきました。
東通黒毛和牛はお肉の柔らかさと旨味がぎゅっと詰まっていて幸せな気分になります。たれや塩など食べ比べもできます。牛バラ焼に関しては脂身が多めなんですが、その脂が甘くて美味しい!

お店の奥の座敷には大きな窓があり、目の前が海という最高のロケーション!双眼鏡も用意されていて、遠くに見える土地はどこ?と話していたら料理が届くまでもあっという間。
下北半島に来ると海鮮の美味しいところがたくさんありますが、貴重な東通黒毛和牛もおすすめですよ!

12:30 食後のデザートは野牛川レストハウスで!

ブルーベリーソフトとソフトベリーカップ
東通村のおすすめスポットもう一つは「野牛川レストハウス」です。ここで提供されているブルーベリーを使用したソフトクリームをデザートにいただきました。ソフトクリームはミルクの甘さの中に、プルーベリーがアクセントとなってペロリと食べられます!ソフトベリーカップは季節限定(例年5月頃~10月頃)とのことなので、両方買えたら食べ比べもおすすめ!

野牛川レストハウスでは他にも東通牛の小分けにされたパックや、各漁協で獲れた海産物などが手に入れられます。そして大人気なのが「高級黒毛和牛 ビフテキジャーキー」と「東通村のサラミ」です。
「ビフテキジャーキー」はしっとりと柔らかく、旨味が詰まっていて、美味しすぎて食べるのを止められなくなります。販売されているのを見つけたら、ぜひ購入してくださいね!

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14:00 見晴らし最高な釜臥山展望台へ

釜臥山展望台は屋上まで登れます
陸奥湾とむつ市がよく見える!
むつ市内に戻り、「釜臥山展望台」へ。日本夜景100選にも選ばれ、夜には「光のアゲハチョウ」とも呼ばれるロマンティックな夜景が楽しめる「釜臥山展望台」は昼の景色も抜群。一方は陸奥湾が、もう一方は下北半島の山々に囲まれた宇曽利山湖が見え、晴れた日は北海道まで見えるとか。まさかりの形に似ていると言われる下北半島が一望できます。
望遠鏡も無料で見ることができるのでむつ市の街中など見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
もっと高いところから景色を楽しみたい!という方は遊歩道を15分ほど登って山頂(標高878m)まで行くことができますよ。

16:00 まさかりプラザ下北駅前店で最後の買い物!

ぐるりんタクシーを降りて、列車に乗るまでの時間は下北駅の目の前、「まさかりプラザ下北駅前店」でお買い物♪
下北半島ならではのお土産が購入できるお店です。詳しくは前回の記事で紹介しているのでぜひご確認ください!

まさかりプラザ下北駅前店についてはこの記事もcheck!

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下北半島で癒しとグルメを堪能しよう!

下北半島は「下北ジオパーク」として特徴的な自然の地形などが多くあるエリアで、今回はその中でも見て、食べて、癒されるスポットを紹介しました。ぜひ実際に足を運んで「最高!」と思える絶景を体感したり、「最高!」と思える絶品グルメに出会ってくださいね!
また、今回ご紹介したエリアはバスで乗り継ぎが可能なエリアもありますが、レンタカーやタクシーが必要な区間もありますのでご注意ください。

モデルコースは4コース紹介予定。他のモデルコースもお楽しみに!
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※画像はすべてイメージです。
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