発酵尽くし！千葉の【道の駅発酵の里こうざき】で発酵食品を堪能

千葉
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2024/05/15

千葉・神崎町は、利根川と接する千葉県の北部に位置し、豊かな利根川の水の恵みを受け、古くから農業が盛んな町。収穫された米を使った酒、大豆を使ったしょうゆや味噌などの発酵食品づくりも盛んです。そのため町内には酒蔵や醤油蔵などが数多くあります。

2015年には全国で唯一「発酵」をテーマにした道の駅をオープン。発酵食品の購入はもちろんのこと、館内で発酵食品メニューを食べることもできます。発酵食品好きにはぜひ訪れていただきたいスポットです。

「道の駅発酵の里こうざき」とは

創業300年を超える2軒の蔵元を中心に、酒、味噌、醤油など発酵文化で栄えた歴史がある神崎町。日本で誕生した発酵文化を世界に向けて発信するため「道の駅発酵の里こうざき」はオープンしました。全国の厳選発酵食品を取り扱う発酵専門店や、新鮮な野菜と発酵食品を使ったお料理を楽しむことができるレストランなど発酵尽くしの道の駅です。

発酵専門店「発酵市場」

「発酵市場」は全国から厳選された発酵食品が取り揃えられた発酵食品のセレクトショップです。地元の酒蔵「鍋店神崎酒造蔵」と「寺田本家」の商品が揃うのはもちろんのこと、発酵を切り口にさまざまな場所から食品が集まってきています。発酵食品で町づくりを行う全国の市町村とのネットワークを生かし、約500種の商品を展開。地元だけではなく、県外からのお客さんも多いそうです。

約500種類の商品が並びますが、販売されている商品は、「発酵の里」という名にふさわしい商品かどうか、ひとつずつ丁寧に検討されたもの。伝統的な製法を守ってつくられた商品から斬新な手法で新しい価値を生み出した商品など、幅広いセレクトがされています。

「発酵市場」の人気商品

一番の人気商品は「神崎納豆」！地元の大豆が使用された「道の駅発酵の里こうざき」オリジナルの納豆です。特徴は食べ応えのある大きめの大豆。「道の駅発酵の里こうざき」と「鍋店神崎酒造蔵」との共同開発商品で、ねばねばして、匂いが強い発酵の特徴を全面に押し出した納豆です。

また「甘酒」も人気で、特に神崎町で味噌や塩糀などの発酵食品を製造する「平甚酒店」の甘酒がおすすめ。甘酒だけではなく、甘酒を使いしっとりとした生地の「糀ばあむ」や、甘酒を煮詰めて作った「発酵ジャム」などの商品も人気です。

発酵食品メニューがたくさん「レストランオリゼ」

「オリゼ」は、アスペルギルス・オリゼ（麹菌）を意味します。アスペルギルス・オリゼは清酒、味噌、醤油、みりんなど和食に欠かせないものに含まれていて、和食特有の旨味のもと。

そんな「レストランオリゼ」では名前のとおり、「米糀味噌で漬け込んだトンテキ定食」や「味噌デミソースハンバーグ定食」など様々な発酵食品を使ったメニューを楽しむことができます。その中でも最も人気なメニューは「豚の味噌麹焼き定食」。「豚の味噌麹焼き」は、北総ポークのロース肉を平甚酒店の醤油麹と味噌で味付けされています。ご飯も地元産のお米を使用しています。全国の道の駅グルメの祭典「道-1グランプリ」でじゃらん賞を獲得したこともあります。