2024年函館の歴史がたくさん！【元町公園】と周辺を散策してみました。

北海道
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2024/07/02

2024年はペリー来航170年

浦賀への黒船来航で知られる東インド艦隊司令長官、マシュー・ペリーが、5隻の黒船を率いて箱館（現在の函館）に来航したのは、1854（安政元）年5月、浦賀への入港から約1年後のことです。日米和親条約の締結で、開港地に選定された箱館の港の状態などを調査することが目的でした。この時ペリーは18日間箱館に滞在し、函館山へ登ったり、神社仏閣を回るなどの函館見物を行っています。
元町公園の下にある旧函館病院跡に建つ、ペリー提督来航記念碑は、2004年（平成16年）黒船来航150年に建てられました。

函館四天王像について

函館四天王という言葉を聞いたことはありますか？明治期の函館の経済や教育、医療の発展に私財を投じて尽力した4人の財界人、今井市右衛門・平田文右衛門・渡邊熊四郎・平塚時蔵のことを指してこう呼ばれています。
4人の功績を後世に伝えるために、1982（昭和57）年10月の元町公園の開園に合わせてブロンズ像が設置されました。
ブロンズ像横の石碑には4人それぞれの功績が刻まれていますので、ちょっと足を止めて函館の発展に尽力した先人に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

函館港を一望できる絶好のポジション

元町公園内の旧支庁舎に隣接する赤レンガの書庫は旧開拓使函館支庁書籍庫です。1880（明治13）年の建築で、1907（明治40）年の大火でも類焼を免れました。使用されているレンガは函館近郊の茂辺地製です。
元町公園とその周辺にはその他にも、現在Jolly Jellyfish 元町公園店として営業をしている旧北海道庁函館支庁庁舎や、函館市旧イギリス領事館（開港記念館）など、函館の歴史を感じることのできる建物がたくさん残っています。
元町公園からは函館港を一望することができます。周辺にはカフェやテイクアウトのできるお店もたくさんありますので、ぜひ一日のんびりとお過ごしください。

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