湯守に聞く「地・温泉」の魅力 第28弾【草津温泉 大阪屋】

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「THE ONSEN」の魅力に迫る!

旅行の楽しみといえば、その土地ならではのグルメや季節ごとに表情を変える絶景、あとはやっぱり「温泉」ですよね!東日本各地に「地・温泉」と呼ばれる、その地に根差し地元の人に昔から愛されてきたお湯があることはご存知でしょうか?かつては湯治場として、そして現在も人々を癒す温泉宿の数々。身も心も温まる「地・温泉」の魅力をインタビュー形式でご紹介します!

「湯守」とは…

「お湯を守る」と書いて「湯守(ゆもり)」。言うなれば、温泉の管理人です。お湯の量や温度などを管理する役割を担っています。本企画で紹介する「地・温泉」の湯守たちが誇る、各地に根付いた伝統的なお湯は長い歴史の中で彼らによって守られているのです。

草津の湯畑を源泉とした温泉が楽しめる「大阪屋」

連載企画「湯守に聞く「地・温泉」の魅力」第28弾としてご紹介するのはの「大阪屋」。湯守の中澤さんにお話をお伺いしました。
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人気温泉地である「草津温泉」の過ごし方

ー大阪屋旅館がある「群馬県 草津温泉」は言わずと知れた人気の温泉地ですが、あらためてどのような場所でしょうか?
湯守 中澤さん
街の中心に源泉が湧出する湯畑があります。湯もみショーやライトアップもあり1番の繁華街となっています。また、西の河原公園、近年開発された裏草津など観光名所も近くにあり楽しめます。標高1000メートルに生息する高山植物があり、独特な景観を感じられる場所でもあります。
草津温泉の代名詞ともいえる湯畑
ー草津温泉の中でも大阪屋旅館は江戸時代創業ということで歴史が長い旅館の一つですね。大阪屋旅館ならではの魅力を教えてください。
湯守 中澤さん
大阪屋は湯畑から徒歩1分という好立地にあります。良質な湯畑源泉を引湯していおり、和のもてなしを重んじた落ちついた雰囲気が特徴です。
ー湯畑から徒歩1分という立地の良さですが、お客さまに滞在中のおすすめの過ごし方はありますでしょうか。
散策には湯畑、裏草津、西の河原がおすすめです。スキー場エリアにはパレスゴンドラ、展望レストラン、展望ブランコ、スキー場があります。他にも温泉門足湯、湯畑に通じる散策通り、白根神社、シャクナゲ公園等楽しめる場所は多くあります。
日帰り入浴ができる西の河原露天風呂

大阪屋の温泉の特徴とは

ー「湯畑源泉」から印湯しているという大阪屋の温泉について魅力や効能など詳しく教えていただけますでしょうか。
湯守 中澤さん
比較的肌触りの柔らかい源泉となっています。泉質は酸性・含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物泉です。効能は神経痛、筋肉痛、冷え性、切り傷、動脈硬化等によいとされています。
君子の湯
ー屋外岩風呂の「岩戸の湯」も特徴的な温泉ですね。
湯守 中澤さん
明治時代から食料の倉庫として利用していた処を浴槽にした洞窟風岩風呂です。現在は貸切風呂として利用して頂いております。
山肌をくりぬいて作られた岩戸の湯

特徴的な外観と和を意識したお部屋

特徴的な旅館の外観も印象的です。建物やお部屋について詳しく教えてください。
江戸時代の養蚕農家の建築様式、草津伝統の‘せがい出し梁造り‘を再現しています。白壁に黒い梁の風情あるたたずまいです。お部屋は和のイメージを生かした数寄屋造りのお部屋となっています。

※「せがい(船枻)」とは、側柱上部から梁や腕木を出し出桁を支える部分を指し、和船のせがい(船の両側の舷に渡した板)に似ていることから名づけられたと言われてます。
せがい出し梁造りの外観
和を感じる部屋

懐石料理

ーお料理についてもこだわりなど教えていただけますか。
湯守 中澤さん
現在は京風懐石を改め地元の野菜、お肉などの食材を生かした四季折々の会席料理をお出ししています。
ー旬の食材を活かしているのですね。
秋の夕食の一例

最後にお客さまへのメッセージを

日頃の疲れを癒し、温泉の力を使い、体の調子を整えて、健康でいて下さい。
チェックイン時には手作りの茶巾絞りが出される

大阪屋で草津の温泉を満喫する旅を

いかがでしたでしょうか?今回は「草津温泉 大阪屋」について、詳しくお話をお伺いしました。草津温泉の中心地である湯畑から徒歩1分という好立地で散策にも便利な大阪屋。湯畑源泉から引湯した温泉や、草津伝統のせがい出し梁造りの外観など「草津ならでは」を感じるのにおすすめのお宿です。

大阪屋に滞在して、草津を満喫する旅をしませんか?
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◆次回予告◆

連載、湯守に聞く「地・温泉」の魅力!次回もお楽しみに♪
「地・温泉」について、詳しく知りたい方は下記のリンクボタンよりご確認ください。
JR東日本HP「地・温泉」
取材協力:大阪屋

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