秀峰津軽富士・岩木山を五能線から追う! リゾートしらかみで楽しむ車窓【その4】

青森
特集

2022/02/24

【お知らせ】2022年8月に発生した大雨の影響で一部区間で運休が発生しています。詳しくはJR東日本HPをご覧ください。（2022/8/29追記）

リゾートしらかみを青森側から乗車し、鰺ヶ沢の海岸区間に出るまでの車窓の主役、それはなんと言っても岩木山でしょう。青森県には他にも白神岳や八甲田山など名だたる名峰がありますが、ふるさとの山と言えば岩木山。弘前からは岩木山を左側に見ながら回り込むようにして五能線の旅路は進むこととなります。春先ならりんごの花と岩木山、田んぼとの岩木山、りんごの実と岩木山などどんな組み合わせとなっても美しい津軽の景色を五能線から眺めることができます。

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田んぼとの岩木山の組み合わせの津軽の四季として象徴的なワンカット。田んぼと言っても水張りの時期や苗を植えた時期、実り出すときなど五能線の景色を彩る組み合わせは実に多彩となり、岩木山の残雪具合も変わってきます。

頂きの形はさまざま

岩木山を囲いこみ周回するように走る五能線からは、区間によりその山容が変わります。こちら五所川原～木造の区間ではその山頂が鋭く尖ったように見えます。

岩木山は弘前市から鯵ヶ沢町にかかる山

内陸部から海岸線に当たる鯵ヶ沢でも岩木山の姿が望めます。景色の主役が岩木山から日本海へとバトンタッチをするかのよう。これより秋田方面行きの列車からは日本海の爽快さに魅入り、青森方面行きの列車からは進むにつれて姿を変える岩木山の姿にくぎ付けとなります。他にも鰺ヶ沢町の春は菜の花や桜、牡丹などと岩木山の風景を眺めることができます。

津軽の象徴的な風景

藤崎～林崎ではりんご畑と岩木山を眺める事ができ、まさにそれは津軽を象徴する景観。リゾートしらかみならではの風景を楽しむための大きい窓の外には、贅沢に素敵な光景が広がります。今回紹介はできませんでしたが、青森駅近くの青森ベイブリッジからは青森駅を発着する列車との岩木山や、青森湾と岩木山との組み合わせを見ることができます。広く津軽地方でその姿を眺めることができ、畏敬の念を込めて「お岩木山」とも呼ばれるお山。青森にお出かけの際にはその雄大さに触れてみて下さいね。